終了 2021年3月4-5日
第2回 動物園水族館大学シンポジウム

保全の彼方と動物園・水族館の未来

日本が批准する温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定(気候変動抑制に関する多 国間国際的協定)」が始まる。森を守ること、海や川を守ることは、気候変動対策の中心的課題であるとともに、そこにくらす多様な生物を守ることに直結している。その生物には人間も含まれる。森が消えれば、水が枯れれば、そこに生活する人間の生活が脅かされ、やがては地域固有の伝統文化や風習、言語までもが失われる。気候変動と聞いてもピンとこないかもしれないが、なにごとも身近な一歩からはじまる。近年、動物園や水族館の存在が国際的に問題視されている。その原因はいろいろある。飼育環境を巡る動物倫理的な問題、収益活動を優先し野生動物を消費している問題、野生動物の保全に貢献していないとする問題等々。今回のシンポジウムでは動物園と水族館の扱うテーマは異なる。動物園大学では「域外保全」について議論を行う。域外保全とは、本来の生息地とは異なる場所で野生動物を保全する活動である。それを達成するためには、私たちひとり一人が身近な動物園のために何ができるかを考えるべきだろう。水族館大学では、そのあるべき姿や動物倫理に焦点を当てる。近年、鯨類を飼育する大型水族館のアミューズメントパーク化が著しい。数十年先の水族館の未来を考えたとき、この方向性で問題はないのだろうか?今回は、日本の動物園・水族館の未来形について、2 日間かけてじっくり議論する。動物園・水族館の現場の声を中心に関連する専門家の意見を聞くとともに、コメント用フォームを通じて視聴者からの活発な議論をお願いしたい。

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開催中止 2020年3月18-19日
第2回 動物園水族館大学シンポジウム

保全の彼方と動物園・水族館の未来

日本が批准する温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定(気候変動抑制に関する多国間国際的協定)」が来年から始まる。森を守ること、海や川を守ることは、気候変動対策の中心的課題であるとともに、そこにくらす多様な生物を守ることに直結している。その生物には人間も含まれる。森が消えれば、水が枯れれば、そこに生活する人間の生活が脅かされ、やがては地域固有の伝統文化や風習、言語までもが失われる。気候変動と聞いてもピンとこないかもしれないが、なにごとも身近な一歩からはじまる。近年、動物園や水族館の存在が国際的に問題視されている。その原因はいろいろある。飼育環境を巡る動物倫理的な問題、収益活動を優先し野生動物を消費している問題、野生動物の保全に貢献していないとする問題等々。今回のシンポジウムでは動物園と水族館の扱うテーマは異なる。初日は動物園の「域外保全」について議論を行う。域外保全とは、本来の生息地とは異なる場所で野生動物を保全する活動である。それを達成するためには、私たちひとり一人が身近な動物園のために何ができるかを考えるべきだろう。二日目は水族館のあるべき姿や動物倫理に焦点を当てる。近年、鯨類を飼育する大型水族館のアミューズメントパーク化が著しい。数十年先の水族館の未来を考えたとき、この方向性で問題はないのだろうか?今回は、日本の動物園・水族館の未来形について、2 日間かけてじっくり議論する。動物園・水族館の現場の声を中心に関連する専門家の意見を聞くとともに、フロアの参加者にも活発な議論をお願いしたい。

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終了 2019年3月22日開催
悩める動物園・水族館
2018年度 動物園水族館大学シンポジウム

悩める動物園・水族館

動物園や水族館は、日本人に野生動物に対する好奇心を喚起し続けてきた。現代人の自然観の醸成に大きな貢献を果たし、自然環境や野生動物の保全思想の基盤を作るためにそれなりの役割を果たしてきた。ところが最近、動物園・水族館の苦悩が膨らんでいる。動物に対する福祉の概念が広まるにつれて、野生動物を飼育するのはけしからん、飼うならもっと環境を整えろ、と動物園や水族館が一方的に非難されることとなった。映像でみればいいという人もいるが、五感が刺激される動物の実体と映像の中の動物とは、まるで違う。野生動物の飼育を否定することで、人間は野生動物との接点まで失うことになるのではないか。人がヒトらしく生きるために動物園も水族館も必要なのだ。では、どうすればいいのだろうか。

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終了 2018年3月9日開催
第三回 水族館大学 in 京都『イルカの飼育のこれから』
第三回 水族館大学 in 京都

イルカの飼育のこれから

前回の水族館大学2では、水族館におけるイルカの飼育と紹介方法について水族館の飼育担当者と大学の研究者がネタを出し合い、次世代型の新たな見せ方はないのかと話し合った。しかし、残念ながら新たな手法やその糸口を見出すのは困難で,イルカをめぐる環境の複雑さを思い知ったのだった。しかし、両者の間で様々な意見がだされ、問題点を共有できたことでそれなりの評価を得たものと考えている。さて、今回の水族館大学では、前回の結果を踏まえ、再度、水族館でのイルカ飼育の未来について、水族館、研究者、さらにはほかの動物とかかわっている研究者の考えを聴いて、議論してみたいと考えている。

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終了 2017年2月24日開催
第ニ回 水族館大学 in 京都『イルカショーの可能性と未来』
第ニ回 水族館大学 in 京都

イルカショーの可能性と未来

水族館でイルカを飼育することの是非について、現在ほど活発に論じられたことはかつてなかった。欧米や動物愛護団体から投げかけられたのは、自然界のイルカを追い込み網で捕獲することへの非難であったが、それとともに高度な知能を持つ動物の閉鎖空間での飼育に対する批判も一部に噴出した。水族館に所属する人間は、飼育されたイルカが幸福ではないと一度も感じたこともないし、むしろ、市民の海の動物への興味を喚起するためには必要だと感じている。しかし、旧態依然としたイルカショーだけでは、国際社会や市民の理解を得るには、すでに限界にあると感じ始めている。今回は、水族館のイルカトレーナーのこだわりと本音、そして水族館の新たな取組、そして水族館のイルカを利用している大学の研究者にそれぞれの立場を話してもらい、今後、日本の水族館のイルカ飼育がどのように世界をリードしていくのかを話し合う予定である。

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終了 2016年2月27日開催
第一回 水族館大学 in 京都 『ウミガメ保全と大学・水族館』
第一回 水族館大学 in 京都

ウミガメ保全と大学・水族館

ウミガメ親父の反省会
~ウミガメの保全現場の親父達は大学や水族館をどうみてたのか?~

日本のウミガメに関する学問や保全はこの20年で飛躍的に進歩したと言われ、海外の関係者からも評価は高い。その理由としては現場のボランティアと水族館、そして大学の研究者がうまく協働したからだともいえる。しかし、この協働関係が評価されたことはない。今回は小笠原、屋久島などウミガメの産卵地に視座をすえ、この協働関係を振り返り、反省点を後世に残すことを目的としている。

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