京都大学野生動物研究センターでは、水族館・動物園との連携を深め その成果を広く一般の方々にも知っていただくことを目的として、 「水族館大学」と「動物園大学」という、連携水族館・動物園との共同企画によるシンポジウムを開催しています。

 

無事閉幕いたしました。ご参加いただきありがとうございました。

2018年度 動物園水族館大学シンポジウム「悩める動物園・水族館」
  • 日付:2019年3月22日(金)9時~17時
  • 会場:京都市国際交流会館・イベントホールおよび第1・第2会議室
  • 事前申込不要・入場無料
  • Date & Time: 09:00-17:00 Friday 22 March 2019
  • Venue: Kyoto International Community House
  • Everybody welcome: registration/fee is NOT required.
 
 

動物園や水族館は、日本人に野生動物に対する好奇心を喚起し続けてきた。現代人の自然観の醸成に大きな貢献を果たし、自然環境や野生動物の保全思想の基盤を作るためにそれなりの役割を果たしてきた。ところが最近、動物園・水族館の苦悩が膨らんでいる。動物に対する福祉の概念が広まるにつれて、野生動物を飼育するのはけしからん、飼うならもっと環境を整えろ、と動物園や水族館が一方的に非難されることとなった。映像でみればいいという人もいるが、五感が刺激される動物の実体と映像の中の動物とは、まるで違う。野生動物の飼育を否定することで、人間は野生動物との接点まで失うことになるのではないか。人がヒトらしく生きるために動物園も水族館も必要なのだ。では、どうすればいいのだろうか。

プログラム

09:00
開場
09:30
開演
開会あいさつ
幸島 司郎 京都大学野生動物研究センター
門川 大作 京都市・市長
9:45
亀崎 直樹 岡山理科大学
水族館・動物園:その社会における重要性の確認?
10:25
村田 浩一 よこはま動物園ズーラシア
私たちは動物園のために何を残してきたのか?
11:05
勝俣 浩 鴨川シーワールド
これからの水族館について考える
11:45
本田 公夫 Wildlife Conservation Society
動物園・水族館の置かれた現状 :欧米と日本の違いとこれからの課題
12:30
昼食休憩
13:30
ポスター発表 (~14:30)
14:30
パネルディスカッション
これからの動物園・水族館を考える
コーディネーター:伊谷原一 京都大学野生動物研究センター
16:50
閉会あいさつ:伊谷原一 京都大学野生動物研究センター
17:00
閉会 (17:10 閉場)
 

ポスター発表について

募集受付は終了いたしました。
下の内容をメール本文に直接 書いてご送付ください。
提出先Eメールアドレス zoouniversity at wrc.kyoto-u.ac.jp
件名を「動物園水族館大学 ポスター発表申込」としてください。

申込者の氏名(日本語)
申込者の所属先(日本語)
申込者の連絡先(電子メール)
発表タイトル(日本語)
発表者全員の氏名と所属先(※所属はできるだけ簡略にご表記ください)
発表内容の概要(100字以内)
申込締切: 2019年2月28日 3月7日まで延長いたしました


注意事項

当日配布するプログラムに、各ポスター発表の番号が記載されています。
その番号の掲示パネルにポスターを掲示してください。
ポスターの掲示スペースは、横841ミリ× 縦1189 ミリ(A0サイズ縦置き)を上限 とします。
形式は自由です。
画鋲、テープ類は会場で用意します。