京都大学野生動物研究センター > 屋久島フィールドワーク講座>第10回・2008年の活動−概要 | 最終更新日:2009年3月5日 |
概要 | サル班 | シカ班 | ヤモリ班 | 博物館班 | シンポジウム | スタッフ |
概 要 |
京都大学野生動物研究センター 杉浦秀樹
屋久島フィールドワーク講座はついに10回目を迎えました。今回も天候に恵まれ、非常に充実した実習を行うことができました。また、10周年記念のシンポジウムを開催し、これまでの総括と今後の展望について活発な議論が行われました。この講座をご支援いただいた多くの方に、感謝したいと思います。
2008年5月に募集を行い、全国の大学から34名の応募がありました。この中から、書類審査で選ばれた15名が受講生として参加しました(16名を選考しましたが、1名は急用のため辞退)。また、講師およびチューターとして、屋久島で研究活動を行っている研究者を中心に10名が参加しました。屋久島フィールドワーク講座を過去に受講した「卒業生」から、講座中の活動をサポートするボランティアを募り、1名が参加しました。
受講生4名、講師2〜3名で1つの班を構成し、合計4班がそれぞれ異なるテーマで実習を行いました。
課題: サルの群れ間の関係をさぐる
講師: 鈴木滋(龍谷大 国際文化学部 准教授)
井上英治(京都大学理学研究科 動物学教室
日本学術振興会特別研究員)
受講生:
久保田佐綾(京都大 理学部 生物科学系 3年)
篠塚琢磨(早稲田大 教育学部 理学科 生物学専修 3年)
田平祥子(お茶の水女子大 文教育学部 人文科学科 2年)
千歳雄大(京都大 医学部 医学科 3年)
課題: 屋久島のシカと人
講師: 立澤史郎(北海道大 大学院文学研究科 助教)
鈴木克哉(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 助教)
川村貴志(屋久島在住)
受講生:
杉本正太(明石工業高等専門学校専攻科建築・都市システム専攻 1年)
渡邊恵実(熊本県立大 環境共生学部 生態環境資源学専攻3年)
小玉映子(秋田県立大 生物資源科学部 アグリビジネス学科3年)
一宮祐輔(愛媛大 農学部 生物資源学科)
課題: 形態的に類似したヤモリ類2種の野外分布調査
講師: 疋田努(京都大学大学院・理学研究科・動物学教室 教授)
戸田守(京都大学大学院・理学研究科・動物学教室 助教)
河合潮(京都大学大学院・理学研究科・動物学教室 大学院生)
受講生:
小島光明(群馬大 教育学部 理学専攻 2年)
坂田ゆず(京都大 農学部 2年)
前田真希(京都大 農学部 応用生命科学科 4年)
正井佐知(神戸大 法学部 法律学科 3年)
課題: オープンフィールド博物館
講師: 杉浦秀樹(京都大学 野生動物研究センター 准教授)
鈴木真理子(京都大学 霊長類研究所 大学院生)
受講生:
光田衣里(京都ノートルダム女子大 人間文化学部 生活福祉文化学科)
久富寛子(滋賀県立大 環境科学部 環境生態学科3年)
谷田静香(福井大 医学部 医学科1年)
* なお 各班の活動の様子は、それぞれのページに詳しく載っています。
高田直子 (岡山大学大学院 社会文化基礎学専攻 大学院生)
泊征一郎 (屋久島町環境政策課)
杉浦秀樹(京都大学 野生動物研究センター)
揚妻直樹(シンポジウム担当、北海道大学 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)
主 催: 屋久島町・京都大学Global COE・NHK鹿児島放送局
後 援: 共同通信社・NHKプラネット九州・全国地方新聞社連合会・京都大学野生生物研究センター
「屋久島野外博物館構想10周年シンポジウム:学び場としての屋久島を考える」
日時 :2008年8月24日(日)午後1時〜5時
場所 :屋久島町総合センター(安房)
入場無料・途中入退場可
プログラム
「開会の挨拶」泊征一郎(屋久島町環境政策課)
手塚賢至(ヤクタネゴヨウ調査隊・代表)
上浦哲也(屋久島高校・教諭)
日下田紀三(屋久杉自然館・館長)
塚田英和(屋久島町環境政策課・課長)
「フィールドワーク講座修了式」
「閉会の挨拶」日高十七郎(屋久島町・町長)
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