京都大学野生動物研究センター>屋久島フィールドワーク講座>第7回・2005年の活動−公開講座 |
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公開講座 |
講師:
村上哲明(京都大学理学研究科植物学教室・助教授)
内容:
熱帯地域のシダ植物の押し葉標本と比較しながら、屋久島に生えるホウビシダ類(ナンゴクホウビシダ、ヤクシマホウビシダ、ウスバクジャク)の形態、生態、遺伝子解析などについて話をした。また、無配生殖型の屋久島産ウスバクジャクと熱帯地域の有性生殖型ウスバクジャクの関係についても紹介した。
講師:
疋田 努(京都大学理学研究科動物学教室・助教授)
内容:
1968年に新種として発表されたヤクヤモリ。1950〜1980年代にかけて日本では次々とヤモリの新種の存在が明らかになり、最近の研究ではいくつかの種の間での交雑も明らかになっているが、なぜそのようなことが起きているのか理由は良くわかっていない。この公開講座では、ヤモリ属の分類や生物地理について、およびヤクヤモリとミナミヤモリの実態について紹介した。
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