2013年01月18日-2013年01月28日
概略 パロの初雪で到着が遅れたため、予定されていた保健省とのミーテイングがキャンセルになり、その日程調節のためサムテガン滞在を3泊に短縮した。 サムテガンではキャンプまたは民家に宿泊し、地域の診療所(BHU)・患者宅訪問グループと村人と交流するグループに分かれて活動した。その他、 テキ・アゴナBHU、ポプジカBHU訪問、ワンディ県保健部長、ワンディ県知事との会談、保健省とのミーティングをおこなった。また、駆け足でティンプー、パロ、プナカを観光し、ポ プジカでオグロヅルを観察した。
1月18日
バンコクに移動
朝、関西国際空港に集合。タイ国際航空に乗ってバンコクへ。バンコクにてトランジットのため宿泊。
1月19日 バンコクからパロに移動
パロにて初雪が降ったため天候が回復するまで途中経由地のガヤ空港にて待機する。その後、パロ空港に到着し、ティンプー市内へ移動。保健省のDr. Dorji、ティンプー病院小児科医の西澤和子先生とともに夕食をとる。この日予定していた保健省とのミーティングはキャンセルとなった。
1月20日
終日、ティンプー市内見学。
メモリアル・チョルテン(第3代国王追悼記念碑)、クエンセルポダン(ビッグ・ブッダ)、モティタン動物園(ターキン放牧場)、ハンドクラフトショップ、タントン・デワチェン尼僧院、タシチョ・ゾン(国王オフィス・中央僧院・内務省・財務省が入る)、ティンプー王立病院、王政百周年記念市場を訪問する。
1月21日
サムテガンへ移動。
朝、ティンプーを出発。途中、ドチュラ峠にて休憩をとり、1985年に京大山岳部が登頂したマサコンをはじめとする、ヒマラヤ山脈を見た。昼にロベサ村に到着。14世紀に建立されたチミラカンを見学した後、ワンデュポダンを経由して、サムテガンに夕方に到着。
吉原・藤澤・坂本は午後にワンディ県知事・保健部長を訪問した。
サムテガンでは民家とテントに分かれて宿泊した。
1月22日
終日、サムテガン滞在。
サムテガンBHU(診療所)にて診療および話を聞くグループと農家を訪問するグループに分かれ、午前中はそれぞれのグループで行動した。
午後は自由時間となり、村の農家を訪ねて話を聞いたり、村役場を訪ねたり、自然を見たりと、興味の赴くままに行動した。
1月23日
終日、サムテガン滞在。
前日と同様に診療を行うグループと近くの寺院を訪ねるグループに分かれて行動した。
診療グループは午前中BHUで診察を行い、午後はサムテガンから約6km上った村に移動し、患者宅を訪問して診察を行った。寺院を訪ねるグループは午前中、村の近くにある寺院を訪問した。
1月24日
ポプジカへ移動。
朝、サムテガンを出発。道中、テキアゴナBHUを訪問し見学する。その後、ラワ・ラ峠、ガンテ・ゴンパ寺院を見学し、ケベタン自然研究センターにてオグロヅルを観察する。ポプジカではポプジカBHUを見学した。
1月25日
ワンデュポダンへ移動。
朝、ポプジカ市内を散歩。その後、ワンデュポダンまで移動し、昼にホテルに到着。午後はプナカまで足を伸ばし、プナカゾンを見学。ワンデュポダン新市街地を見学してホテルに戻った。
1月26日
ティンプーへ移動。
朝ティンプーへと移動。11時よりブータン保健省とのミーティング。保健省側からは「ブータンにおける医療の現状および今後の展望」、日本側からは「医療情報化および電子カルテ-ドルフィンプロジェクトを事例として」についてのプレゼンテーションを行った後、質疑応答および意見交換を行った。
午後は、ティンプーのチャンリミタン弓道場にてブータン国技であるダツェを見学。その後、パロに移動した。道中、チュゾムおよびタチョガン・ラカンを見学。パロでは民家とホテルに分かれて宿泊した。
1月27日
ブータンとのお別れ。
タクツァン僧院、チョモラリを見た後、現在は廃墟となったドゥゲ・ゾンまで見学しに行く。その後、パロ空港へ移動し、お世話になったガイドさんと別れる。
パロ空港からドゥルク・エアーにてグワハーティーを経由しバンコクに向かい、バンコクからタイ国際航空で関西空港に向かう。
1月28日
朝、関西国際空港に到着。再会を願いつつ解散。