ブータン王国における仏教研究プロジェクトを推進中の熊谷誠慈准教授(京都大学こころの未来研究センター上廣こころ学研究部門)が、創元社より、編著『ブータン:幸せをめざす王国』を刊行いたしました。
目次
第Ⅰ部 ブータンの歴史
第1章 ブータンの歩みをたどる 熊谷誠慈
第2章 日本とブータンの交流史――京都大学を中心に 栗田靖之
第Ⅱ部 ブータンの文化
第3章 仏教と戦争――第四代国王の場合 今枝由郎
第4章 ブータンの仏教と祭り――ニマルン寺のツェチュ祭 今枝由郎
第5章 イエズス会宣教師の見たブータン――仏教とキリスト教 ツェリン・タシ
第6章 ブータンの工芸品 ラムケサン・チューペル
第Ⅲ部 ブータンの社会
第7章 輪廻のコスモロジーとブータンの新しい世代 西平 直
第8章 ブータンの魅力とGNHの現在――世界はGNH社会を求めるのか 草郷孝好
第9章 「関係性」から読み解くGNH(国民総幸福) 上田晶子
第Ⅳ部 ブータンの自然・環境
第10章 東ブータンの自然と農耕文化 安藤和雄
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