当フォーラムは盛況のうちに終了いたしました。多数の方々のご来場誠にありがとうございました。
21世紀に入り、世界の社会、経済、政治情勢は大きく変容しました。一方、私たちの身の回りの自然から地球規模にいたる環境の著しい変化のなかで地球社会の持続可能性が問われています。このような状況の下、大震災後の日本では一人ひとりが幸福に生きることの意味や社会の目指すべき方向性を問いなおすことが求められています。本フォーラムでは、「成長なき繁栄」という大きな価値変革の時代に、経済の量的拡大(GDP)を補完する「豊かさ」の指標として注目されている「国民総幸福」(GNH)の考え方と、その向上を目指した政策や環境人材育成のあり方に焦点を当て、「GNH先進国」として知られるブータンの事例を交え、これからの日本社会が進むべき道を探り、そのための政策や教育の役割と具体的なアプローチについて多元的に討議します。
13:00 | 受付開始 |
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13:30~13:40 | 開会の挨拶
藤井滋穂(京都大学地球環境学堂副学堂長) 岡本光之(環境省総合政策局環境教育推進室長) |
13:40~14:10 | 「日本仏教に求められる社会的役割」 池口龍法(知恩院僧侶・フリースタイルな僧侶たち代表) |
14:10~14:40 |
「日本的幸福のあり方と幸福度指標」 内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター准教授) |
14:40~15:10 |
「GNHと持続可能な発展の政策統合:ブータンの事例から」 松下和夫(京都大学地球環境学堂教授) |
15:10~15:20 | 休憩 |
15:20~15:50 | 「京都大学における環境人材育成」 勝見武(京都大学地球環境学堂教授) |
15:50~16:20 |
「EcoLeaDの取り組みと環境人材育成プログラム」 西村美紀子(環境人材育成コンソーシアム事務局長) |
16:20~16:50 | 総合討論
コーディネーター 松下和夫 |
16:50~17:00 | 閉会の挨拶
安井至(環境人材育成コンソーシアム代表幹事) |
参加料:無料
定員:120名(事前申込、残席がある場合は当日参加受付可能)
京都大学地球環境フォーラム事務局
Email: forumsanka@ges.kyoto-u.ac.jp
Fax: 075-753-9187