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国際交流科目「ブータンの農村に学ぶ発展のあり方」
国際交流科目「ブータンの農村に学ぶ発展のあり方」の一環で、学生ブータン派遣を実施しました。 (2015年8月30日~9月11日)



本学学生10名、教員2名の計12名が、ブータン東部を訪問した。タシガン県に立地するシェラブツェ・カレッジにて日本の文化について発表を行った他、ブータンの歴史、ディグラム・ナムザ(ブータンの礼)、踊りの授業を受けた後、5名のシェラブツェ・カレッジ学生と共に水田地帯ラディ、リンブ寺を有するバルツァムにおいて、臨地研修、体験学習を行った。役場、保健所、寺院、小学校などを訪問した他、現地の家々を訪ね、村人から話を聞いた。標高約九百~三千八百メートルまでの範囲を移動する中で、気候・植生・生業形態のダイナミックな変化を観察し、ミトゥンに触れ、顕出する獣害被害の実態を村人から直に聞き、放棄田の実態を目の当たりにした。地に伝わる女神アマジョモ、蛇を貪るチャナ・ドルジ像の伝説の話に耳を傾け、伝統医ドゥンツォの脈診を受けた。特に、臨地研修・体験学習による共同生活を通じて両国の学生は交流を深めた。