京都大学と名古屋市の連携に関する協定を締結しました。

2008年6月18日

  京都大学と名古屋市との連携に関する協定調印式が名古屋市東山動物園において行われました。

 この協定は、野生動物の保全及び共生並びに動物福祉に関する教育及び研究を推進することを目的としており、教育・研究を通じて調和ある地球社会に貢献するという本学の理念に沿うものです。尾池総長は松原名古屋市長と固い握手を交わし、手を携えて協力し合うことを確認しました。

 尾池総長と松原市長からは、今後、東山動物園を動物の研究や学生の教育を行う場として研究成果の発信基地と位置づけるとともに、東山動物園の職員の方にとっては貴重なフィールドワークへの派遣を計画するなどの抱負が述べられました。

 協定調印式終了後、尾池総長は東山動物園の職員の方の案内により、動物園を訪れた中学生と歓談したり、ゾウにえさをやったりしながら市長とともに東山動物園を楽しみました。

尾池和夫総長の挨拶 京都大学と名古屋市の連携に関する協定調印式 挨拶 (2008年6月18日)

左から名古屋市の小林東山動物園長、村上芳樹 緑政土木局長、原口辰郎 東山総合公園長、幸島司郎 野生動物研究センター教授、松沢哲郎 霊長類研究所長、伊谷原一 野生動物研究センター長

  • 朝日新聞(6月18日 25面および6月19日 23面)、中日新聞(6月19日 19面)、毎日新聞(6月19日 18面)および読売新聞(6月19日 29面)に掲載されました。