野生動物研究センター・セミナー開催風景例

セミナーを毎週水曜日におこなっています。
外部の方でセミナーに参加・発表したい方はセミナー係(seminar)までご連絡ください。



詳細ボタンを押すと、各セミナーの要旨がご覧いただけます。
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2018年01月31日
Special Seminar Collaboration between San Diego Zoo & Kyoto University

Dr Oliver A. Ryder "Preparing for the future of conserving species"
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2018年01月31日 福島誠子 
国立公園の協働型管理運営-近畿の事例紹介-

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●


2018年1月31日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室

(場所は以下をご参照ください。)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎発表者:福島誠子◼︎

国立公園の協働型管理運営-近畿の事例紹介-

日本では、土地所有に関わらず、国立公園の区域を指定する「地域制自然公園」という制度が採用されている。公園区域には生活の場、産業の場が含まれ、多くの関係者が存在する。そのため、国立公園では地域住民の生活や関連する産業の状況に配慮しながら管理する必要があり、一方でこれら地域の活動が直接的、間接的に自然環境の保護と利用の推進に寄与してきた。

セミナーでは、自身の近畿地方環境事務所での実務経験に基づき、地域の多様な主体との連携という観点から国立公園管理にどのように取り組んでいるか紹介し、効果的な管理のために必要なこと、大切なことを考察する。


また、10:00から同会場にてDr. Oliver Ryderによるアシュラセミナーを行います。


今後のセミナー予定

2/7(水) 動物園の方々による発表

2/14(水) 浜中

2/21(水) 斎藤


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Wildlife Research Center Seminar


Date: January. 31st  (Wed) 13:30-

@Wildlife Research Center B1 floor

(Please see the map below.)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎Speaker: Seiko Fukushima◼︎

Cooperative management and operation of national parks: The cases in Kinki region


Japan has adopted a Regional Natural Park System that designates national park land as such regardless of private land ownership. It means that national park areas include the place for life and industry, and therefore there are many stakeholders. From the above, national parks in Japan need to be managed while taking into account the lifestyles of local residents and relevant industry conditions, on the other hand, their local activities have contributed directly or indirectly to the promotion of national park protection and usage.

Based on my experience in Kinki Regional Environment Office, I will introduce how we are dealing with management of national parks in terms of collaboration with various regional parties, and suggest what are needed and important for effective management.

We will have Asura international seminar (Dr. Oliver Ryder) from 10:00 at the same venue. We would be happy if you join us. 


Upcoming seminar

2/7(Wed) Presentation of guests from zoos 

2/14(Wed) Hamanaka

2/21(Wed) Saito


詳細
2018年01月17日 岡桃子 
飼育下トラにおける環境エンリッチメントの有効性及び来園者による影響の検証

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●


2017年1月17日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室

(場所は以下をご参照ください。)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎発表者:岡桃子◼︎

飼育下トラにおける環境エンリッチメントの有効性及び来園者による影響の検証


動物園動物は本来の生息環境と大きく異なる環境で飼育されることが多く,その結果,前後左右に体をゆする,放飼場内を同じ道順で歩行する等の常同行動が発現することがある。環境エンリッチメントとは,飼育動物の福祉向上のための様々な工夫のことであり,常同行動を軽減する上でも重要とされている。常同行動には環境エンリッチメントの有無や来園者の影響など複数の要因が絡んでいると考えられるが、複合的な検討はおこなわれていない。本研究では京都市動物園のアムールトラを観察し,環境エンリッチメントの有効性や飼育下トラの行動に影響を与える要因を検証した。


今後のセミナー予定

(1/23(火)修論発表会) 

1/31(水) Dr. Oliver Ryder、福島誠子

2/7(水) 動物園の方々による発表


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Wildlife Research Center Seminar


Date: January.17th  (Wed) 13:30-

@Wildlife Research Center B1 floor

(Please see the map below.)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎Speaker: Momoko Oka◼︎

Verification of the effectiveness of environmental enrichment and the visitor effect in captive tigers


Zoo animals are often kept in environments that are significantly different from the original habitat and as a result, stereotypic behaviors such as walking in the same route in the field may be occurred. Environmental enrichment is device for improving the welfare of zoo animals and is considered important for decreasing stereotypic behavior. It is thought that stereotypic behavior involves multiple factors such as the existence of environmental enrichment and the influence of visitors, but no complex study has been done. In this study, I observed the Amur tigers in Kyoto City Zoo, and examined the effectiveness of environmental enrichment and the factors that influence behavior of tigers.

 

Upcoming seminar

(1/23(Tue) Master thesis presentation) 

1/31(Wed)  Dr. Oliver Ryder, Seiko Fukushima

2/7(Wed) Presentation of guests from zoos 

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2018年01月10日 修論発表練習
井上漱太/川北安奈/田中美帆 

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●


2017年1月10日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室

(場所は以下をご参照ください。)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


(修論発表練習)

◼︎発表者:井上漱太◼︎

半野生ウマにおける個体の群れ内での空間的ポジショニング

動物の群れの形成には様々な目的、利益がある。そして、その構成員の性質も様々である。しかし、各個体が群れ外との境界に位置するか、群れの中心付近に位置するか、というポジショニングの問題は動物の群れの中に普遍的に存在する。この空間的な配置の問題は、各個体の健康状態や採食効率、個体間の情報伝達などの面で極めて重要であることが明らかになってきた。しかし、理論的研究の豊富さと比較すると、実証的研究は非常に限られており、その定量性にも問題を抱えている。特に平面環境に生息する動物では、各個体の座標取得が困難で、詳細に個体のポジショニンングを記述した研究例は限られている。発表者はポルトガルのアルガ山で調査をおこない、ドローンによる空撮画像と個体識別をおこなうことでウマにおける個体のポジショニングの基本的情報を得ようと試みた。本研究で対象とするウマは草原に生息することから、ドローンを使用することで各個体を同時に追跡し、その座標を得ることができる。その結果、個体のパーソナルスペースの存在や最近接個体が左右方向に位置することが明らかになった。また、ウマは霊長類と並んで高度な社会性を持ち、安定な群れを形成する。そこで、親和的行動頻度と個体間の平均距離に関してソーシャルネットワーク分析をおこなった。その結果、二つのネットワークの間には相関がなく、異なる社会関係を表出していることが示唆された。


◼︎発表者:川北安奈◼︎

タンザニア・カタヴィ国立公園の乾季におけるキリンの木陰利用と採食姿勢の性差

一般に、キリンの生息環境はサヴァンナで、その大部分は日なたであるが、点在する高木周辺には木陰もできる。キリンは日なたと木陰という環境をどのように使いわけているのだろうか。本研究では、日なたと木陰という環境の違いに注目してキリンの行動の性差を調べることを目的とした。2016年と2017年の乾季にタンザニア・カタヴィ国立公園において成獣キリンの行動観察をおこなった。その結果、オスはメスに比べて木陰の滞在率が高く、高木(中でも、キリンが入るのに十分な大きさの木陰を作りだす高木)を採食対象として選ぶことが比較的多かった。首を垂直に伸ばしてそのような高木を採食するオスは、その木陰で反芻と休息をおこなうことができる。それに対してそのような高木に口が届きにくいメスは、日なたで近くにある木を順に食べ歩き、ときどき木陰に入って反芻・休息する。キリンの木陰利用には性差が見られ、その違いは体格や採食姿勢と関係があることが示唆された。

◼︎発表者:田中美帆◼︎

野生ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)の体表面の傷を手掛かりとした行動推定

野生イルカの体表面には、外敵や同種他個体からの様々な傷が残されている。この傷の量を評価することは、海棲哺乳類がどのような環境でどのような行動をしているのかを考える上で非常に重要であると考えている。本研究では、寄生捕食者であるダルマザメによる食痕と同種他個体での歯による接触によって形成される歯傷の二つの傷を取り挙げた。

夜行性のダルマザメによる食痕は、鯨類において環境利用を推定するための指標として利用されてきた。本研究では、夜間の野生ミナミハンドウイルカの行動や環境利用を推定するために、性や成長段階、子供の有無ごとのダルマザメ食痕の増加数や累積数の比較をおこなった。ダルマザメ食痕増加数はメスよりオスが多く、オスでは子供で最も高い値でその後成長に伴って減少する傾向が得られた。また、大人メスの子供の有無による差を比較すると、当歳児(0-1.5齢)を同伴している大人メスでは食痕数が少なくなる傾向が得られた。同じイルカ個体群でも性別や成長、子供の有無でダルマザメ食痕増加率が異なったことから、性や成長段階によってダルマザメ捕食が大きい海域利用や行動をおこなっていることが示唆された。

また、鯨類において歯傷は、同種他個体との社会行動の指標として利用されてきたが、特にハンドウイルカ属では、実際にどのような行動でついた傷なのかは不明である。本研究では、歯傷と歯の接触のあるような行動を結び付けるため、歯傷の形状による分類と歯が接触するような行動を観察した。歯傷の量は、メスでは若者で、オスでは大人で多くなる傾向が得られた。どのような傷を持つ傾向にあるのかをみると、オスでは複数線で構成される大きな傷が多く、メスでは単線の傷が多かった。大人オスは頭部に傷が多く、若メスは背びれ前や胸部に傷が多かった。歯の接触のある行動は244日間で58例と非常に少なく、同成長段階同士で行われることが多かった。オスは対面で接近されることが多く、メスでは並行や垂直で接近されることが多かった。この結果から、雌雄での傷の形状の違いは、歯の接触行動の違いが影響している可能性が示唆された。


今後のセミナー予定

1/17(水) 岡

(1/23(火) 修論発表)

1/31(水) 福島


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Wildlife Research Center Seminar


Date: January. 10th  (Wed) 13:30-

@Wildlife Research Center B1 floor

(Please see the map below.)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


(Practice of master thesis presentation)

◼︎Speaker: Sota Inoue◼︎

Spatial positioning of individuals in feral horses

 Various animals form groups to benefit from several perspectives. There is also diversity in membership forming the group. However, spatial positioning of individuals is the universal issue in animal group. Theoretical studies have predicted the importance to individuals’ condition, feeding efficiency and transferring information between individuals. Although empirical studies have also suggested the importance, there are still necessity to discuss and fragility regarding on quantitativity. Investigation focusing on species living in two dimension is especially difficult because it is mostly impossible to take high quality  data excepting some good combination of situations. I used a drone to take pictures of horses group from the sky to reveal basic characteristics of spatial positioning in a group of feral horses. in Serra D’Arga, Portugal. Horses live in plain area on the top of mountain. Therefore, this combination, drone and horses, is very suitable to tackle this problem. Results showed that each individual have personal space within three body length and nearest neighborhood were located right and left side. In addition, social network analysis was conducted in affiliative network and inter-individual distance network, because horses have high sociality. The result showed there is no correlation between those two networks, which might suggest that horses have complexity in their society that cannot be simply described with affiliative relationships between individuals.

◼︎Speaker: Anna Kawakita◼︎

Sex differences of giraffe in shade use and feeding posture during the dry season in Katavi National Park, Tanzania

Many giraffes live in savanna. Most of the savanna environment is sunny, and there are a few shade places where tall trees exist. How do giraffe use sunny and shade places? In order to investigate the sex differences of giraffe behaviors, I observed adult giraffes during the dry season in 2016 and 2017 in Katavi National Park, Tanzania. I found that males spent more time in the shade than females, and they preferred feeding on large shade trees with their neck stretched vertically upwards. They could ruminate and rest at same places under the trees which they ate. Female giraffes mainly fed on shrubs under the sun, and they sometimes went into the shade for rumination and taking a rest. The sex difference in shade use might be related with the difference of body size and feeding posture.

◼︎Speaker: Miho Tanaka◼︎

Upcoming seminar

1/17(Wed) Oka

(1/23(Tue) Master thesis presentation)

1/31(Wed) Fukushima


詳細
2017年12月20日 修論発表練習
井上漱太/川北安奈/田中美帆 

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●


2017年12月20日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室

(場所は以下をご参照ください。)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎発表者:井上漱太◼︎

半野生ウマにおける個体の群れ内での空間的ポジショニング

動物の群れの形成には様々な目的、利益がある。そして、その構成員の性質も様々である。しかし、各個体が群れ外との境界に位置するか、群れの中心付近に位置するか、というポジショニングの問題は動物の群れの中に普遍的に存在する。この空間的な配置の問題は、各個体の健康状態や採食効率、個体間の情報伝達などの面で極めて重要であることが明らかになってきた。しかし、理論的研究の豊富さと比較すると、実証的研究は非常に限られており、その定量性にも問題を抱えている。特に平面環境に生息する動物では、各個体の座標取得が困難で、詳細に個体のポジショニンングを記述した研究例は限られている。発表者はポルトガルのアルガ山で調査をおこない、ドローンによる空撮画像と個体識別をおこなうことでウマにおける個体のポジショニングの基本的情報を得ようと試みた。本研究で対象とするウマは草原に生息することから、ドローンを使用することで各個体を同時に追跡し、その座標を得ることができる。その結果、個体のパーソナルスペースの存在や最近接個体が左右方向に位置することが明らかになった。また、ウマは霊長類と並んで高度な社会性を持ち、安定な群れを形成する。そこで、親和的行動頻度と個体間の平均距離に関してソーシャルネットワーク分析をおこなった。その結果、二つのネットワークの間には相関がなく、異なる社会関係を表出していることが示唆された。


◼︎発表者:川北安奈◼︎

タンザニア・カタヴィ国立公園におけるキリンの行動の性差

キリンには性的二型が認められ、オスはメスに比べて行動圏が広い。採食姿勢にも性差が見られ、オスのキリンは首を垂直に伸ばして採食することが多い。キリンは年中繁殖可能で、妊娠期間は約15ヵ月間である。妊娠可能なメスを探すオスキリンは、どのように広範囲移動をおこなっているのだろうか。本研究ではキリンの木陰利用に注目し、エネルギー消費抑制行動の性差について検討した。タンザニア・カタヴィ国立公園において2016年と2017年の乾季にキリンの行動観察調査を実施したところ、オスの木陰滞在率はメスのそれよりも高いことが明らかになった。また、キリンの木陰での行動を分析したところ、オスは採食・反芻・休息を同程度の割合でおこなっていたのに対し、メスはほとんどの時間を反芻と休息に費やしていた。キリンのオスは一つの木陰で採食・反芻・休息することによってエネルギー消費を抑制しているのかもしれない。そして、それによってオスの広範囲移動が容易になっている可能性が考えられる。


◼︎発表者:田中美帆◼︎

野生ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)体表面の傷‐歯傷形成行動の観察と実験‐

海洋環境下で、野生イルカを長時間直接観察することは難しく、イルカの行動や環境利用については未だブラックボックスな部分が多い。イルカ体表面にはサメによる食痕や同種他個体による歯傷など様々な傷が容易に観察される。傷は、個体と外的環境とのインタラクションの結果として形成されるものであり、傷を詳細に分析することはイルカ個体が外的環境とどのような関係があるのかを明らかにするための一助となると考えている。前回は、御蔵島ミナミハンドウイルカ個体群の体表面で観察される歯傷について、歯傷の形状分類やどの個体にどの形状の歯傷が多くつくか等の個体間における歯傷の観察結果をお話しした。今回は、歯傷をつくるようなイルカ同士のインタラクションを実際に観察し、その行動をもとにおこなった歯傷の再現実験について新しくお話しする予定である。


今後のセミナー予定

12/27(水) , 1/3(水) 休み 

1/10(水) 修論発表練習


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Wildlife Research Center Seminar


Date: December. 20th  (Wed) 13:30-

@Wildlife Research Center B1 floor

(Please see the map below.)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎Speaker: Sota Inoue◼︎

Spatial positioning of individuals in feral horses

 Various animals form groups to benefit from several perspectives. There is also diversity in membership forming the group. However, spatial positioning of individuals is the universal issue in animal group. Theoretical studies have predicted the importance to individuals’ condition, feeding efficiency and transferring information between individuals. Although empirical studies have also suggested the importance, there are still necessity to discuss and fragility regarding on quantitativity. Investigation focusing on species living in two dimension is especially difficult because it is mostly impossible to take high quality  data excepting some good combination of situations. I used a drone to take pictures of horses group from the sky to reveal basic characteristics of spatial positioning in a group of feral horses. in Serra D’Arga, Portugal. Horses live in plain area on the top of mountain. Therefore, this combination, drone and horses, is very suitable to tackle this problem. Results showed that each individual have personal space within three body length and nearest neighborhood were located right and left side. In addition, social network analysis was conducted in affiliative network and inter-individual distance network, because horses have high sociality. The result showed there is no correlation between those two networks, which might suggest that horses have complexity in their society that cannot be simply described with affiliative relationships between individuals.


◼︎Speaker: Anna Kawakita◼︎

Sex differences of giraffe behaviors in Katavi National Park, Tanzania.

Giraffes are sexually dimorphic. Adult males are larger than females, and they have a larger home range. Feeding postures are also different between the sexes. Males often eat with their neck stretched vertically upwards. Giraffes give a birth through the year, and the gestation period is about 15 months. How do male giraffes seeking fertile females move around? This study examined sex differences of how giraffes save their energy, focusing on shade use. I conducted focal animal sampling observations in 2016 and 2017 in Katavi National Park, Tanzania. I found that males spent more time in the shade, while females spent more under the sun. Males preferred the trees with a large shade area, and they also ruminated and took a rest there, while females did only rumination and rest under the trees, not feeding so much. Males might save their energy in the shade, which probably makes easier for them to move around larger areas.


◼︎Speaker: Miho Tanaka◼︎

Scars on wild indo-pacific bottlenose dolphins (Tursiops aduncus) -The behavior observation and experiment of tooth rake pattern- 

In the marine environment, it is difficult to observe the wild dolphin directly for a long time. The behavior and habitat-use of dolphins still have many black boxes. We can easily observe various scars on dolphin body. Scars are formed as a result of interactions between individuals and the external environment. So, we think that the scars use as a measure for external environments. Last time, I talked about the observation results of tooth rakes. This time, I’ll talk about the behavior of interaction between dolphins and the experiment to reproduce tooth rakes based on that behavior.

 

Upcoming seminar

12/27(Wed) , 1/3(Wed) No seminar 

1/10(Wed) Practice of master thesis presentation 

詳細
2017年12月13日 堀裕亮 
ウマにおけるセロトニン受容体1A遺伝子多型が、受容体活性に及ぼす影響

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年12月13日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)

◼︎発表者:堀裕亮◼︎

ウマにおけるセロトニン受容体1A遺伝子多型が、受容体活性に及ぼす影響

神経伝達に関連する遺伝子の多型は、様々な動物種における行動の個体差に影響を及
ぼす。先行研究では、セロトニン受容体1A遺伝子(HTR1Aにおける一塩基多型が、
サラブレッド馬の馴致難易度に関連していることが示された。しかし、多型が受容体
の機能にどのような影響を及ぼすかは明らかになっていない。本研究では、HTR1A
多型が受容体の活性に及ぼす影響を検討する。二種類の対立遺伝子を培養細胞に導入
して発現させ、作動薬を投与したときの細胞内シグナルの活性を、デュアルルシフェ
ラーゼアッセイを用いて比較した。本セミナーでは、現在までの進捗を報告する。

今後のセミナー予定
12/20(水) 修論発表練習
12/27(水), 1/3(水) 休み

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Wildlife Research Center Seminar

Date: December. 13th  (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)

◼︎Speaker: Yusuke Hori◼︎

The effect of polymorphism in the serotonin receptor 1A gene in horses on activity of receptors

Polymorphisms in genes related to neurotransmission affect individual differences of behaviour in many species. In a previous study, a single nucleotide polymorphism in the serotonin receptor 1A gene (HTR1A) was associated with tractability in Thoroughbred horses. However, it is still unclear whether the polymorphism affects the function of receptors. In this study, we aim to test the effect of the HTR1A polymorphism on activity of receptors. We transfected two types of alleles into cultured cells, added the agonist, and compared the activity of intracellular signal pathway using the dual luciferase assay. In this seminar, we report the progress.
 
Upcoming seminar
12/20(Wed) Practice of master thesis presentation
12/27(Wed), 1/3(Wed) Canceled 
詳細
2017年12月06日 川北安奈 
タンザニア・カタヴィ国立公園の乾季におけるキリンの生息地利用

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年12月6日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


※セミナー冒頭の30分程度で、附属図書館担当者の方による説明会『京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」への登録方法について』を行う予定です。

◼︎発表者:川北安奈◼︎

タンザニア・カタヴィ国立公園の乾季におけるキリンの生息地利用

タンザニア西部のサヴァンナ・ウッドランドでは、乾季になると水量や餌資源の制約を受
けることから、動物にとっては厳しい環境となる。乾季が進むにつれて川の水は減少し、
乾季終盤には水がほとんど干上がってしまう。そのような環境変化の中で、キリンはどの
ように暮らしているのだろうか。本発表では、2016年10月~11月と2017年6月~9月の乾
季にタンザニア・カタヴィ国立公園でおこなったキリンの行動観察調査について報告する
。同地の植生はサヴァンナ(アカシア優占)、水辺林(アカシア優占)、乾燥疎開林(ミ
オンボ優占)の3つに大別されるが、キリンは乾季の後半に水辺林を頻繁に利用すること
が明らかになった。また、直射日光を避けるための木陰の利用率は乾季を通じて大きな変
動が見られなかったものの、乾季終盤や、序盤と中盤の14時以降といった気温が高くなる
ときにはキリンが木陰で反芻する割合が高くなった。水辺林は被食リスクが高いと予想さ
れるが、キリンは水や貴重なアカシアの新芽を摂るために水辺林を利用せざるを得ないの
だろう。また、直射日光を避け木陰で反芻・休息することで、体温調整をおこなったり、
捕食者に対応するエネルギーを蓄えたりしている可能性が考えられる。

今後のセミナー予定
12/13(水)  堀 裕亮
12/20(水)  修論発表練習
12/27(水)  休み

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Wildlife Research Center Seminar

Date: December. 6th  (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

※In the first 30 min, a staff at the library will have a talk on Kyoto University Research Information Repository (KURENAI). 

◼︎Speaker: Anna Kawakita◼︎

Habitat use of giraffe during the dry season in Katavi National Park, Tanzania

During the dry season the savanna woodland environment in western Tanzania is harsh for
animals because of less water and food. Katuma river in Katavi National Park (KNP) dries
up over time and no water flows by the end of the dry season, leaving only pools in places.
How do giraffes adapt to such an environmental change? In this presentation I report some
results of my giraffe observations conducted in KNP during two dry seasons
(October‐November in 2016 and June-September in 2017). The vegetation in KNP is
classified into three broad categories: Acacia savanna, Acacia riparian woodland, and
“Miombo’’ woodland. Giraffes used the acacia riparian woodland more often in the latter dry
season than in the early dry season. The proportion of observations with giraffes recorded
under trees did not differ much by month. However, giraffes often ruminated in the shade
during the latter dry season and after 1400 during the early dry season when it was hotter.
Predation risk might be higher along the river, but giraffes probably come to the riparian
woodland in order to drink water and to feed on shoots of acacia, despite the increased
predation risk. Ruminating in the shade perhaps enables giraffes to avoid direct sunlight so
as to keep their body temperature down during hotter periods and to save their energy in
case of predator attack.

Upcoming seminar
12/13(Wed)  Yusuke Hori
12/20(Wed)  Practice of master thesis presentation
12/27(Wed)  Canceled 
詳細
2017年11月22日 村松大輔  野生ナマケモノの活動パターンと体温調整: 樹上性葉食者におけるトレードオフとその解決策
加藤貴大  スズメ Passer montanusにおける二次性比の偏り:胚の性特異的死亡の原因と帰結

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●


2017年11月22日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室

(場所は以下をご参照ください。)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎発表者:村松大輔◼︎(前半)

野生ナマケモノの活動パターンと体温調整: 樹上性葉食者におけるトレードオフとその解決策

草食動物は肉食動物に比べて大きな消化器系を持つことが知られているが、その生態によっては体サイズや体内に留めておける未消化物の量に大きな制限のかかる場合がある。たとえば樹上性動物にとって体重の増加は移動速度や行動範囲の制限に繋がるため、葉食者はあまり大きな消化器官を持つことができず、同化効率を上げることも困難になる。さらに、クライバーの法則により体サイズが小さくなるほど体重あたりのエネルギー消費量が増える傾向があるため、樹上性動物の体サイズとエネルギー効率には厳しいトレードオフが生じる。その結果、豊富に存在しているにもかかわらず葉を専食する哺乳類は極端に少なく、大抵はカロリーが高く消化の容易な果実や虫が餌に多く含まれることになる。


ところが、ミユビナマケモノはほぼ完全な樹上性でありながら、餌の94.4~100%を樹や蔓植物の葉が占めている。彼らは消化管内に棲む細菌叢の力を借りて餌の消化を行うことが知られているが、葉はエネルギー密度が低く消化効率も悪いため、彼らが単位時間あたりに摂取できるエネルギーは体重に比べて非常に小さいものになる。さらに、細菌による餌の消化を促進するためには高い温度が要求されるが、そのための熱産生にもエネルギーが必要となる。では、ナマケモノはどのように省エネと葉の消化を両立させているのだろうか?

   我々はアマゾン熱帯林に生息する野生のノドジロミユビナマケモノ(Bradypus tridactylus)に心拍および体温ロガーを装着することにより、彼らがどのようにエネルギーを節約しつつ体温調整を行っているのかについて調査した。その結果、ナマケモノの心拍数は他の哺乳類や鳥類と比べてはるかに低く、体重から推測される値の34.5%しかないことがわかった。また、彼らの体表温度は気温と連動して変化し、哺乳類の特徴である恒温性を放棄していることがうかがえた。しかし、なぜか体表温度は常に気温より高い温度を示しており、日中にはしばしば急激に体表温度が上昇することもあった。温度上昇がみられた際に心拍数は特別な変化を示していなかったため、日光浴などの受動的な方法により、自らのエネルギーを消費することなく体温調整を行っていたと推測される。


◼︎発表者:加藤貴大(総合研究大学院大学・先導科学研究科)◼︎(後半)

スズメ Passer montanusにおける二次性比の偏り:胚の性特異的死亡の原因と帰結

仔の性特異的死亡(SSM:Sex-specific mortality)は多くの分類群で見られる現象である。鳥類においても、胚の死亡率に性差があることが報告されている。SSMは仔の性比を受精後に偏らせる要因となるにもかかわらず、その原因や帰結についてほとんど分かっていなかった。発表者は秋田県の野外個体群を用いて、SSMを引き起こす要因について細胞・ホルモン・行動レベルでの解析、そしてSSMの帰結についても調査を行った。

その結果、4割程度の卵は孵化に失敗し、胚発生がほとんど進んでいないことが分かった(非発生卵)。ただし、非発生卵は受精しており、多くがオスであることが分かった。また、一次性比(産卵時)に偏りはないものの、オス胚が早期死亡することにより二次性比(産卵時以降)がメスに偏ることが分かった。行動レベルにおいては、繁殖密度が高い、あるいは巣場所競争が激しい巣において、オス胚の死亡率が高く、二次性比がメス偏りとなった。両環境条件において親個体の巣場所防衛の頻度は増加し、メス親の防衛頻度が高いほどオス胚の死亡率が高く、結果、二次性比がメス偏りとなった。

先行研究からメス親のホルモンレベルと胚のSSMに因果関係が分かっており、本研究の結果からもメス親のホルモンレベルが雄胚の死亡に関与したことが示唆された。そこで、メス親のコルチコステロンレベルを操作する実験を行った結果、メス親のストレスレベルが、オス胚が死亡する要因となっていることが強く示唆された。

SSMの帰結については、SSMにより生じた未孵化卵の存在が雛のコンディションを上昇させるという仮説を検証するため、巣内の未孵化卵を増やす、あるいは除去する実験を行い、巣立ち直前の雛のコンディションを比較した。実験の結果、未孵化卵が存在し、かつ巣内雛数が少ないほど雛のコンディションが上昇した。この結果は未孵化卵の存在が親個体の給餌努力を引き出した結果かもしれない。これらの一連の研究は、繁殖条件に応じた個体による繁殖戦略の存在を示唆している。



今後のセミナー予定

11/29(水) 休み 

12/6(水) 川北安奈


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Wildlife Research Center Seminar


Date: November. 22nd  (Wed) 13:30-

@Wildlife Research Center B1 floor

(Please see the map below.)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎Speaker: Daisuke Muramatsu◼︎

Activity pattern and thermoregulation of wild sloths: How do they manage with little energy?

How lazy are they? This question is always listed in the FAQs about sloths. Here, we introduce the activity pattern and thermoregulation of wild sloth, Bradypus tridactylus, to explore their sloth life.


   Herbivorous mammals tend to have large digestive organs which make the animal bigger and heavier. However, the ecology of arboreal animals often make it difficult to have large body size. Kleiber’s law makes the matter worse because smaller animals need higher energy intake per unit weight. Consequently, most arboreal mammals eat other than leaves, such as high-calorie fruits, nuts, seeds, or insects. Three-toed sloths are the exceptions to the above because 94.4 to 100 percent of their diet is tree or liana leaves. Supposedly their calorie intake is very low due to the low available caloric density of leaves and slow digestive process relating bacterial breakdown of structural carbohydrates and detoxification of secondary compounds contained in leaves. They would need high body temperature to assist bacterial breakdown, however, thermogenesis is generally energy-consuming. To investigate how they manage with little energy, we attached heart-rate and temperature loggers on wild B. tridactylus living in the Amazonian rainforest, and recorded their activity level and body surface temperature.


   Our results showed that the heart-rate of sloths were much lower than that of other endotherms; their heart-rate was 34.5% of the expected value calculated from their body weight. Their body surface temperature changed with ambient temperature, suggesting that they gave up keeping constant body temperature and consume little energy for thermogenesis. Their body surface temperature was, however, always higher than ambient temperature. They may have passively warmed-up their body by sunbathing because we often observed steep increases of the body surface temperature during daytime. Their body temperature appeared to increase without thermogenesis because their heart-rate did not increase at that time.

◼︎Speaker: Takahiro Kato (SOKENDAI (The Undergraduate University for Advanced Studies))◼︎

Causes and consequences of sex-specific embryo mortality in tree sparrows Passer montanus: sex allocation of secondary sex ratio?

Sex-specific mortality (SSM) of offspring is a pervasive phenomenon across animal taxa. In avian species, it has been reported that embryo mortality was higher for males than females. Although SSM is one of factors biasing offspring sex ratio after fertilization stage, its cause and consequences remain little known. Here, we investigated causes of SSM at cytological, hormonal and behavioural levels in wild population of tree sparrows Passer montanus using 6 years’ fieldwork in Akita prefecture, Japan. Also, we investigated a consequence and a function of SSM. 

We found that approximately 40% of eggs were unhatched, despite that most of them were fertilized. Although primary sex ratio (at egg laying) was even, offspring sex ratio was biased to female at subsequent developmental stages by death of male embryos. Regarding behavioural causes, male embryo mortality increased in high breeding density. Moreover, male embryo mortality increased when the frequency of nest visit by the conspecific and hetero-specific competitors was high. 

A frequency of maternal defense positively associated to density, raising a possibility that elevated level of maternal stress induces SSM. Indeed, we found that maternal corticosterone level had a negative effect on embryo development. 

Regarding the consequence of SSM, we tested a hypothesis that the presence of unhatched eggs boosts offspring condition. We compared physical conditions of nestlings between two experimental settings: the broods in which unhatched eggs were added or removed experimentally. As a result of this experiment, the condition of nestlings increased only in the brood in which unhatched eggs were in presence. Moreover, their condition increased with a decrease of brood size possibly because parental food provision concentrated on survived nestlings. This study suggested that SSM is a breeding strategy to adjust their reproduction in response to environmental heterogeneity.


Upcoming seminar

11/29(Wed) Canceled 

12/6(Wed) Anna Kawakita 

詳細
2017年11月15日 リングホーファー萌奈美 
他者との関係性の維持に関わるウマの社会的知性:飼育下・野生下環境における検証

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●


2017年11月15日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室

(場所は以下をご参照ください。)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎発表者:リングホーファー萌奈美(京都大学高等研究院)◼︎


「他者との関係性の維持に関わるウマの社会的知性:飼育下・野生下環境における検証」


ウマは約6000年前に家畜化された後、広くヒト社会に貢献してきた。使役用途や、競馬・乗馬といった娯楽用途が主だが、近年は心身の治療としても乗馬が重要視されている。なぜウマはこのようにヒトと密接な関係を築くようになったのだろうか?そこには、ウマが本来持つ社会性や家畜化の過程が関わっていると考えられる。ヒトと近縁な霊長類では社会性や社会的知性に関する研究が多くあり、彼らが社会的知性に長けることが知られている。近年はヒトと社会的に近縁な動物においての研究も盛んになっており、ウマと同様にヒトと密接な関係を築くイヌでは、ヒトに対して特有な社会的知性に長けることが分かってきている。ウマの社会的知性に関わる研究はまだ少ない。ウマがどのような社会的知性を持っているのか、それがヒトに対して特有に発達させたものなのかを探るには、ウマ本来の社会における行動観察と統制した環境における認知実験を組み合わせ、対同種・対ヒト条件での検証を行なう必要がある。本研究では、特に他者に対する「行動の調整」と「心的状態の理解」といったヒトの協力的社会を特徴付ける社会的知性に着目して検証を行っている。今回のセミナーでは、これまで行なってきた飼育下ウマにおける実験と、野生下ウマにおける調査に関して、最新の研究結果を含めて発表する。


今後のセミナー予定

11/22(水) 加藤貴大 / 村松大輔 

11/29(水) 休み 

12/6(水) 川北安奈


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Wildlife Research Center Seminar


Date: November. 15th  (Wed) 13:30-

@Wildlife Research Center B1 floor

(Please see the map below.)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎Speaker: Monamie Ringhofer (Kyoto University Institute for Advanced Study)◼︎


Horses’ cognitive skills to maintain the social bond with others: experiments on domestic horses and field observations of feral horses


Horses have widely contributed to human society since they were domesticated in approximately 6000 years ago. Especially, horse riding is getting attention as a method of mind-body therapy. Why horses became so close in relationship with humans? The original sociality of horses and the process of domestication might had influence on this relationship. There are a lot of studies about the society and social cognitive ability of non-human primates, close evolutionary relatives of humans, and among them great apes may be the most sophisticated ability in cognitive abilities. Recently, there have been various investigations concerning interactions between humans and domestic animals, and these have shown that dogs demonstrate high social communication skills with humans. However there are still few studies investigating horses’ society and their social cognitive skills with conspecifics and humans. I have observed social behaviour of feral horses and conducted experiments on domestic horses to investigate horses’ social cognitive skills, from individual to society level. I especially focus on their behavioural synchrony and their understanding of others, which is thought to be important to maintain social relationships in human society. In this presentation I would like to talk about my past and ongoing projects on domestic and feral horses.


Upcoming seminar

11/22(Wed) Takahiro Kato / Daisuke Muramatsu 

11/29(Wed) Canceled

12/6(Wed) Anna Kawakita

詳細
2017年11月08日 田中美帆 
ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)体表面の歯傷‐予備観察と今後について‐

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●


2017年11月8日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室

(場所は以下をご参照ください。)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎発表者:田中美帆◼︎


ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)体表面の歯傷‐予備観察と今後について‐


海棲哺乳類において、野生下の行動を直接観察することは難しい。体表面に残された傷は、海棲哺乳類が同種他個体や外敵と直接接触したことで形成される。この傷を正しく評価することは、海棲哺乳類がどのような環境でどのような行動をしているのかを理解する上で非常に重要であると考えている。今回のセミナーでは、ミナミハンドウイルカ(Tursiops aduncus)の体表面に多く観察される「白傷」について、現段階までの観察結果と今後の見通しについて発表する。この白傷は、群れの個体同士での噛みつき行動によって形成されると考えられている。水中でイルカ同士の攻撃行動を観察することは難しいが、個体がもつ白傷の量を比較することで、どのような個体が攻撃を受けやすいのかなどイルカの社会関係への理解が深まるのではないかと考えている。


今後のセミナー予定

11/15(水) リングホーファー萌奈美

11/22(水) 加藤貴大


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Wildlife Research Center Seminar


Date: November. 8th  (Wed) 13:30-

@Wildlife Research Center B1 floor

(Please see the map below.)

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


◼︎Speaker: Miho Tanaka ◼︎


Upcoming seminar

11/15(Wed) Monamie Ringhofer

11/22(Wed) Takahiro Kato

詳細
2017年11月01日 招聘者による自己紹介  
Self introduction by guest researchers from abroad

終了

●野生動物研究センター (WRC) セミナーのお知らせ●

2017年11月1日(水)13:30~@野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

今週のセミナーでは、海外からの招聘学生のみなさまに自己紹介をしていただきます。


今後のセミナー予定

11/8(水) 田中美帆
11/15(水) リングホーファー萌奈美

なお、招聘者歓迎会を企画しておりますのでこちらも奮ってご参加ください。こちらについては別途ご連絡いたします。

よろしくお願いします。


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Wildlife Research Center Seminar

■Self introduction by guest researchers from abroad■

Date: 1st November 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

Upcoming seminar
11/8(Wed) Miho Tanaka
11/15(Wed) Monamie Ringhofer 

We will have a welcome party for guest researchers. We would be happy if you can join us.
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詳細
2017年10月25日 井上漱太  ウマの群れにおけるハレムとバンド
Maegan Fitzgerald 

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年10月25日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

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Wildlife Research Center Seminar

Date: October. 25th  (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

◼︎発表者:井上漱太 (Sota Inoue)◼︎

ウマの群れにおけるハレムとバンド

ウマは雄を中心とするハレム群、複数のハレム群からなるバンドを形成することが一般的に知られている。しかし、バンドの明確な定義及びそれに関する研究報告はほとんどない。発表者はポルトガルにて野生ウマを観察してきた。当調査地にて、Kyoto群Hyogo群の間には緊密な関係性が存在することを発見した。また、これらの二群の観察を通して、群れの境界の重要性を見出した。回の発表では、上記二群の特殊性を紹介するとともに、ウマの群における定義に関して再考した結果を報告する。

Herd and harem: two social classes in feral horses

Feral horse (Equus Caballus) live in stable harems and unstable bachelor groups. Harem groups usually consist of two different social systems of one male or multiple males with females and their immature offspring. Several previous studies have reported a social system of herd that consists of some harem. These reports however have not revealed characteristics of a herd. I found herd that were composed of one male groups in Serra D’Arga in north Portugal. Two specific groups always formed this herd. This herd shared activities of foraging, resting, and moving. It was almost same as multiple male harems. One of interesting findings was the boundary between these two harems. Even if they were very close each other, they did not mix. This herd was divided with straight border line or convex hull. Present study indicates the spatial perception of horses and the ability of individual identification based on vision. In addition, this result suggests that feral horses in Portugal have at least two social classes, harem and herd.


◼︎Speaker: Maegan Fitzgerald◼︎

Tropical forests and the biodiversity within them are rapidly declining in the face of increasing human populations. Resource management and conservation of endangered species requires an understanding of how species perceive and respond to their environment. Species Distribution Modeling (SDM) is an appropriate tool for identifying conservation areas of concern and importance. In this study, SDM was used to identify areas of suitable chimpanzee (Pan troglodytes verus) habitat within the Greater Nimba Landscape of Guinea, West Africa. This location was ideal for investigating the effects of landscape structure on habitat suitability due to the topographic variation of the landscape and the Critically Endangered status of the Western chimpanzee communities in this area. Suitable habitat was predicted based on the location of direct and indirect signs of chimpanzee presence and the spatial distribution of 12 biophysical variables within the study area. Model performance was assessed by examining the area under the curve (AUC). The overall predictive performance of the model was 0.721. The variables most influencing habitat suitability were the normalized difference vegetation index (37.8%), elevation (27.3%), hierarchical slope position (11.5%), brightness (6.6%), and distance to rivers (5.4%). The final model highlighted the isolation and fragmentation of chimpanzee habitat within the Greater Nimba Landscape. Understanding the factors influencing chimpanzee habitat suitability, specifically the biophysical variables considered in this study, will greatly contribute to efforts to conserve chimpanzees.

今後のセミナー予定
11/1(水) 招聘者による自己紹介 
11/8(水) 田中美帆
11/15(水) リングホーファー萌奈美
 
Upcoming seminar
11/1(Wed) Self introductions of guest students and researchers  
11/8(Wed) Miho Tanaka
11/15(Wed) Monamie Ringhofer 
More
2017年10月11日
Conservation in Kibale National Park 

Date and Time: October 11 (Wed) 15:30-17:30
Venue: Seminar Room, Wildlife Research Center
詳細
2017年10月11日 松川あおい 
ボルネオ熱帯雨林に生息するヤマアラシの巣穴構造

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年10月11日(水) 13:30~15:30 @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

発表者:松川あおい

ボルネオ熱帯雨林に生息するヤマアラシの巣穴構造

ボルネオ島の熱帯雨林には3種のヤマアラシが同所的に棲息している。彼らはこの地域で最も大きく複雑な巣穴を掘る種であるため、その巣穴が林床棲動物の隠れ場所になっていると考えられる。そこで、今回のセミナーではヤマアラシの巣穴構造と、そこを利用する動物種について発表する。

今後のセミナー予定
10/18(水) 休み
10/25(水) Maegan Fitzgerald / 井上漱太
11/1(水) 招聘者による自己紹介
詳細
2017年10月04日 Nachiketha Sharma Ramamurth 
Behavioral and vocal responses of Asian elephants to different source of disturbances

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年10月4日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

Wildlife Research Center Seminar

Date: October. 4th 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

Nachiketha Sharma Ramamurthy

*Behavioral and vocal responses of Asian elephants to different source of
disturbances*

The rapid growth in human-elephant conflicts is an issue of major concern
among many biologists and conservationists. Besides assessing the influence
of man-made threats or perturbations, addressing how elephants are
responding to such changes and adapting to it, is essential for their
welfare and management. Understanding the cognitive abilities of elephants
in modified landscapes, then, could help in improvising and developing the
effective conflict mitigation strategies. Hence, to understand how
elephants respond to different forms of disturbances including human
presence, we conducted a study on free-ranging Asian elephants of the
Mudumalai Tiger Reserve. In this presentation, I will be discussing, my
preliminary findings on how Asian elephants respond to different source of
disturbances and future directions of my study.

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今後のセミナー予定
10/11(水) 松川あおい
10/18(水) 休み
10/25(水) Maegan Fitzgerald / 井上漱太

Upcoming seminar
10/11(Wed) Aoi Matsukawa
10/18(Wed) Canceled
10/25(Wed) Maegan Fitzgerald / Sota Inoue

詳細
2017年07月19日 Mi Yeon Kim 
Introduction to Jeju Island and 2017 Research Plan

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年7月19日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

Wildlife Research Center Seminar

Date: July.19th 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

Mi Yeon Kim 

「Introduction to Jeju Island and 2017 Research Plan」

[Introduction to Jeju Island]
Indo-pacific bottlenose dolphin, Tursiops aduncus, is known to widely distribute in warm temperate and tropical waters, from South Africa in the west, along the rim of the Indian Ocean to the southern half of Japan and coastal waters of Australia in the east. A fairly unknown population of T. aduncus is found in the largest island of the Korean peninsula, Jeju Island (Jeju dolphin). The population size of 114 dolphins are restricted to inshore habitat around the island, and exhibit geographical isolation with other populations. Previous research on this population was limited to occurrence and abundance. In this presentation, I will briefly introduce Jeju Island and current research.
[2017 Research Plan]
Indo-Pacific bottlenose dolphin is generalist predator feeding on local prey population, and exhibit a variety of foraging strategies depending on the prey type and habitat. Jeju dolphin show foraging during the day and their foraging strategy range from individual hunting to highly coordinated group hunting. Foraging strategy also includes dolphin vocalization that mediates complex social behavior, and navigation while obtaining environmental information. The research plan for this year is to investigate and define foraging strategies that are used by Jeju dolphin according to prey type and group composition. Then foraging vocalization will be investigated depending on the foraging strategy.

詳細
2017年07月12日 佐藤侑太郎 
研究計画:チンパンジー・ボノボを対象とした認知実験:タッチスクリーン・アイトラッカー・赤外線サーモカメラを用いた比較研究

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年7月12日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

佐藤侑太郎 (座長:松島慶)


「研究計画:チンパンジー・ボノボを対象とした認知実験:タッチスクリーン・アイトラッカー・赤外線サーモカメラを用いた比較研

発表者は、熊本サンクチュアリにてチンパンジー (Pan troglodytes)・ボノボ (Pan paniscus)を対象にした認知実験を行う予定であり、6月からサンクチュアリで活動している。本セミナーでは、現在の活動報告と今後の研究計画について発表する。今後の研究では、タッチスクリーンを用いた心理学的な課題やアイトラッカーによる視線計測、赤外線サーモカメラによる体温測定などの手法の使用を検討している。アイトラッカーを用いることで、刺激に対する注意の向け方や予測的注視などについて調べることができる。サーモカメラによる体温測定によって、情動を反映すると考えられる生理指標を非侵襲・非接触的に得ることができる。現在、これらの手法を用いた実験実施方法の確立を目指している。


今後のセミナー予定
7/19(水) Mi Yeon KIM
7/26(水) 松川あおい

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Wildlife Research Center Seminar

Date: July. 12th 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


■Yutaro Sato■ (Chair: Kei Matsushima)

「Research plan: cognitive experiments with chimpanzees and bonobos using touchscreen, eye-tracker, and thermo-camera」

I plan to conduct cognitive studies with chimpanzees and bonobos in Kumamoto Sanctuary (KS) and I have been working there since June. In this seminar, I would report my current work and talk about my research plan. I plan to use touchscreens, an eye-traker, and an infrared thermo-camera. By using an eye-tracker, we can investigate great ape's cognition such as how to direct attention to stimulus or anticipatory look. An infrared thermo-camera is a non-invasive tool to measure animals' body temperature based on which we can estimate their emotional state. I will try to examine great ape's psychology from multiple view points by using these techniques. Now I am trying to establish the way to perform experiments with these tools.

■■

Upcoming seminar
7/19 (Wed) Mi Yeon KIM
7/26 (Wed) Aoi Matsukawa 
詳細
2017年07月05日 榊原香鈴美 
小型ハクジラ類のドローン観察:三角西港のスナメリ

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年7月5日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

榊原香鈴美 (座長:桜木敬子)


「小型ハクジラ類のドローン観察:三角西港のスナメリ」
 スナメリ(Neophocaena asiaeorientalis)は発見数の約60%近くが1~2頭という小さな集合体で生息しているが、エサ生物の動態により採餌活動が変化し、10頭以上の大きな群れを形成することも報告されている。しかし、複数個体での採餌行動の詳細な観察はなく、そもそも単独採餌ですら知見が少ない。これは野生スナメリの採餌エピソードを連続観察することが難しいためであるが、今回、ドローンを使った観察により比較的文脈をおってデータを取得できることが明らかになった。これらは、社会構造が未発達とされるネズミイルカ科のスナメリの社会に新たな知見をもたらすかもしれない。本セミナーでは、今後のスナメリの採餌行動の分析方法について発表する。また、自身がこれまで観察してきたミナミハンドウイルカの遊泳隊列について、ドローン観察手法を導入することも検討していく。    



今後のセミナー予定
7/12(水) 佐藤(M1)
7/19(水) Mi Yeon KIM

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Wildlife Research Center Seminar

Date: July. 5th 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

■Kasumi Sakakibara■ (Chair: Hiroko Sakuragi)

「Using Drones for observing the behavior in small cetaceans」
About 60 % of wild Finless porpoises (Neophocaena asiaeorintalis) are found to travel in a small group size between one and three. However, during feeding activities the number of Finless porpoises changes according to the population and location of fish school. As size of fish school increases the number of Finless porpoise participating in the feeding increases. However, there are only few studies that looked into the feeding behavior and existence of group feeding in Finless porpoise. In our study, we used drone to observe foraging behaviors and observe continuous feeding episodes. I will talk about the analysis methods for the drone video of Finless porpoise feeding behavior and preliminary results. I would also like to discuss the use of same technology and method on the swimming formation of Indo-Pacific bottlenose dolphins.

■■

Upcoming seminar
7/12 (Wed) Sato (M1)
7/19 (Wed) Mi Yeon KIM 
詳細
2017年06月28日 松島慶 
環境DNAを用いたマレー半島の塩場利用動物相の調査計画と予備実験の結果

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年6月28日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

松島慶


「環境DNAを用いたマレー半島の塩場利用動物相の調査計画と予備実験の結果」

近年、水中環境DNAを用いて、陸生哺乳類も検出可能であることが分かってきた。今回は多くの陸生哺乳類が集まることが判明している、マレー半島にある塩場の水から環境DNA解析を行い、利用動物相の検出を行う調査の計画について発表する。合わせて予備調査の結果も紹介する。


今後のセミナー予定
7/5(水) 榊原
7/12(水) 佐藤(M1)
7/19(水) Mi Yeon KIM

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Wildlife Research Center Seminar

Date: June. 28th 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

■Kei Matsushima■

"Research Plan: Wildlife monitoring at saltlicks in Malay Peninsula using environmental DNA (with pre-survey result)"

Environmental DNA is useful for detection of terrestrial mammals. I will show the research plan on eDNA survey from saltlicks in Malay Peninsula with the result of pre-survey.

■■

Upcoming seminar
7/5 (Wed) Sakakibara
7/12 (Wed) Sato (M1)
7/19 (Wed) Mi Yeon KIM 
詳細
2017年06月21日 杉浦秀樹 
屋久島における野生ニホンザルの人口変数の長期観察

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年6月21日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

杉浦秀樹

屋久島における野生ニホンザルの人口変数の長期観察

○杉浦秀樹(京都大・野生動物研究セ),揚妻直樹(北海道大・北方生物圏フィ-ルド科学セ),揚妻-柳原芳美(Waku Doki サイエンス工房),藤田志歩(鹿児島大・共通教育セ),田中俊明(梅光学園大・こども),鈴木真理子(鹿児島大・国際島嶼教育研究セ),相場可奈(西部林道ヤクシマザル調査会),香田啓貴(京都大・霊長類研究所),原澤牧子(京都大・野生動物研究セ),室山泰之(東洋大・経営),清水桃子(西部林道ヤクシマザル調査会),川添達朗(中山大・社会学人類学院),澤田晶子(京都大・霊長類研究所),杉浦陽子(西部林道ヤクシマザル調査会),浅井隆之(東北野生動物保護管理セ),早石周平(鎌倉女子大・教育),久保律子(西部林道ヤクシマザル調査会),五島渉(山口大・獣医)

屋久島西部地域には,野生ニホンザルが高密度で生息しており,ここを通過する道路では、容易にサルを観察できる。1999年から2016年の17年間にわたり,毎年8月に道路を歩いてサルの頭数をカウントした。1999年にはサルの大量死が起こったが,その後、約10年間の間、出産率は2年周期で増減を繰り返した。その後、このような周期性は見られなくなった。このような増減の繰り返しは、宮城県金華山島など類似している。また、国立公園外ではサルの発見率が減少傾向にあり、サルが減少している可能性がある。



今後のセミナー予定

6/28(水) 松島
7/5(水) 榊原
7/12(水) 佐藤(M1)
7/19(水) Mi Yeon KIM


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Wildlife Research Center Seminar

Date: June. 21th 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


■Hideki Sugiura■

Long-term observation of population parameters in wild Japanese macaques in Yakushima

Hideki SUGIURA, Naoki AGETSUMA, Yoshimi AGETSUMA- YANAGIHARA, Shiho FUJITA, Toshiaki TANAKA, Mariko SUZUKI, Kana AIBA, Hiroki KODA, Makiko HARASAWA, Yasuyuki MUROYAMA, Momoko SHIMIZU, Tatsuro KAWAZOE, Akiko SAWADA, Yoko SUGIURA, Takayuki ASAI, Shuhei HAYAISHI, Ritsuko KOBAYASHI, Wataru GOSHIMA,

■■

Upcoming seminar
6/28 (Wed) Matsushima
7/5 (Wed) Sakakibara
7/12 (Wed) Sato (M1)
7/19 (Wed) Mi Yeon KIM 
詳細
2017年06月14日 楊木萌 
ウガンダのキバレ国立公園におけるアフリカサヴァンナゾウ,シンリンゾウ及び交雑種の食性比較

終了


●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●


2017年6月14日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


楊木萌 (座長:村松さん)


ウガンダのキバレ国立公園におけるアフリカサヴァンナゾウ,シンリンゾウ及び交雑種の食性比較


現在アフリカではアフリカサヴァンナゾウとアフリカシンリンゾウの二種が確認されており,遺伝情報や形態,食性において差異が認められている.先行研究ではコンゴ民主共和国-ウガンダ国境などの特定の地域において交雑種が確認されている.コンゴ民主共和国では長く内戦が続き,密猟者も未だ多くいることから,多くのシンリンゾウがウガンダへ移動したと考えられる.このような背景から,人間活動の影響による交雑種の増加が懸念されている.本研究では,交雑種が確認されているウガンダのキバレ国立公園での直接観察による頭数および生息地調査を行う.さらに糞や毛髪などの非侵襲的サンプルからの安定同位体分析による食性解析,DNA分析による種判別および交雑の有無の判定を行い,各データ間の関連を探ることで種間,また交雑種における食物選択性の違いを調べる.




今後のセミナー予定
6/21(水) 杉浦先生
6/28(水) 松島
7/5(水) 榊原
7/12(水) 佐藤(M1)
7/19(水) Mi Yeon KIM


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Wildlife Research Center Seminar


Date: June 14th 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html



■Moe Yanagi■ (Chairperson: Dr. Muramatsu)


Comparison of feeding habits between African savanna elephants, forest elephants and hybrids in Kibale National Park, Uganda


There are two species of African elephants : savanna elephant Loxodonta africana and forest elephant L. cyclotis. These two species can be distinguished genetically, morphologically and ethologically. Previous study showed hybridization between forest and savanna elephants in some areas, especially around the Democratic Republic of Congo (DRC) ? Uganda border. Many areas along the border including the Albertine Rift have had a long history of high-density human occupation and their poaching. Increase of transboundary elephant movement between Uganda and DRC and hybridization may result from human pressures. I would like to conduct census to quantify the relative abundance of elephants and their habitat use in Kibale National Park, Uganda. I also would like to confirm their diet by stable isotope analysis from dung samples, then compare with the results from their genetic analysis so that we can evaluate the relationship between their genetic information and their diet.


■■


Upcoming seminar
6/21 (Wed) Prof. Sugiura
6/28 (Wed) Matsushima
7/5 (Wed) Sakakibara
7/12 (Wed) Sato (M1)
7/19 (Wed) Mi Yeon KIM


詳細
2017年06月07日 岡桃子 
飼育下トラへの環境エンリッチメントの有効性の検証:動物福祉および来園者教育の視点から

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年6月7日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


岡桃子 (座長:木下先生)


飼育下トラへの環境エンリッチメントの有効性の検証:動物福祉および来園者教育の視点から


卒業研究ではスマトラトラの飼育下繁殖を促進するため,繁殖生理状態および発情行動を明らかにすることを目的とし研究を行った。糞中の性ホルモン動態と行動を比較した結果,アンドロステンジオン(AD)含量の動態と雄への反応,ローリング,体擦りの増加などの行動の増減が一致していた。このことから,スマトラトラにおいて糞中AD含量が発情の指標となることが示唆された。これからの研究では,飼育下トラに空間および採食エンリッチメントを行い,エンリッチメントの有効性について行動を指標として評価する。また,動物園の来園者が動物園で何を見ているのか,エンリッチメントを行うことで動物への興味や理解を促すことができるのかを検証する。




今後のセミナー予定
6/14 (水) 楊木
6/21 (水) 杉浦先生


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Wildlife Research Center Seminar


Date: June 7th 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html


■Momoko Oka■ (Chairperson: Dr. Kinoshita)


Environmental Enrichment for captive tigers and its application to promote visitors’ interest in animals


The purpose of my graduation study was to clarify the reproductive cycle and the estrous cycle of the sumatran tiger to promote the captive breeding at zoo. I compared the fecal concentrations of steroid hormones and the behaviors. Androstenedione were found to be reliable indicators of the estrous cycle. From now, I am planning to study about the validity of the environmental enrichment for captive tigers. Additionally, I will also investigate whether the enrichment can promote visitors’ interest and understanding of animals.
■■


Upcoming seminar
6/14 (Wed) Yanagi
6/21 (Wed) Dr. Sugiura


詳細
2017年05月24日 木下こづえ 
霊長類研究所で実施していたオランウータンおよびチンパンジーの繁殖研究について
滝澤玲子 
保護地域の設定と沖縄島北部の地域住民による森林利用について

終了

●野生動物研究センター(WRC)セミナーのお知らせ●

2017年5月24日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

◼︎木下こづえ◼︎

霊長類研究所で実施していたオランウータンおよびチンパンジーの繁殖研究について

この3月まで、2年半の間所属していた霊長類研究所にて実施していた繁殖に関わる研究を3例紹介する。一つは、ボルネオオランウータンの死産および正常出産時における性ステロイドホルモンおよびロイシンアミノペプチダーゼ濃度の違いについて。二つ目は、出産後に早期発情回帰したチンパンジーの性ステロイドホルモン濃度動態について。三つ目は、ボルネオオランウータンとチンパンジーの精液特性の評価について概要を紹介する。


◼︎滝澤玲子◼︎

保護地域の設定と沖縄島北部の地域住民による森林利用について

前半、保全手法の一つである保護地域の設定について、保護の仕組み、区域指定の考
え方(保護すべき価値、野生生物の分布等)、関係者との合意形成の進め方など、や
んばる国立公園指定業務の経験を例に紹介する。
後半、やんばる地域で行っている調査研究について報告する。多くの固有種・希少種
が生息するやんばるの森林は、原生林ではなく、古くから木材等の生産地として人々
に利用され、生活文化や伝統祭祀を育んできた。しかし、近年、雇用を支える生業と
生態系保全のバランスを図ることが求められている。そこで、生物多様性と地域住民
による自然資源の利用の関連を明らかにするため、近代的な林業以前に行われていた
森林資源利用のローカルルールや土地の利用方法などについて、聞き取り、現地踏
査、文献による調査を行っているところである。


今後のセミナー予定
5/30 (火) CET Bio国際セミナー
5/31 (水) お休み
6/7 (水) 岡さん
6/14 (水) 楊木さん

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Wildlife Research Center Seminar

Date: May. 24th, 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

■Kodzue Kinoshita■

Introduction of studies on breeding in orangutans and chimpanzees which I had conducted at Primate Research Institute

I will present three introductions of breeding research that I had conducted at Primate Research Institute of Kyoto University for two and a half years until this March. The first one is the differences of leucine aminopeptidase and sex steroid hormone concentrations between a stillbirth and live births in Bornean orangutan. The second one is the change of sex steroid hormone concentration in a chimpanzee whose estrus returned early after birth. And the last one is the difference of semen characteristics between Borneo orangutan and chimpanzee.


■Reiko Takizawa■

Designation of Yanbaru National Park and land use of the forest by local
people


Upcoming seminar
5/30 (Tue) CET Bio International Seminar
5/31 (Wed) No seminar
6/7 (Wed) Oka-san
6/14 (Wed) Yanagi-san
詳細
2017年05月17日 Dr. Sherif Ramadan 
DNA polymorphism of Androgen receptor gene (AR) is associated with fear responses in camel (Camelus dromedarius)

終了

2017年5月17日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

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Wildlife Research Center Seminar

Date: May.17th 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

◼︎Dr. Sherif Ramadan◼︎ Chairperson: Hiroko Sakuragi

DNA polymorphism of Androgen receptor gene (AR) is associated with fear responses in camel (Camelus dromedarius)

Camel is an important livestock species in many regions of the world. It can be used for milk, meat and wool production, for transportation, racing contests, tourism, agricultural work, and for beauty contest. Reduced fear and increased tolerance for stress were assumed to have been an early prerequisite for the successful domestication of all species including camels. Fear greatly influences health, quality of life and social interactions. Genetic markers for behavioural characteristics have already been identified in different livestock species. Androgens reduce fear reactions in human and different animals and this was proved by injections of exogenous testosterone. Melanin-based coloration is often associated with variation in physiological and behavioural traits and this association stems from pleiotropic effects of the genes regulating body coloration. In this study, we found DNA polymorphisms (16, 17, 18 and 19 repeat) in the glutamine repeat in the androgen receptor gene (ARQ repeat) and one non-synonymous (C/T) SNP in exon1 of the tyrosinase gene (TYR) which resulted in an amino acid substitution (Pro/Leu). We examined the association between both of ARQ repeat and (C/T) SNP of TYR gene polymorphisms with fear response in dromedary camel. We assessed the fear response of 32 individuals to the approach of an unfamiliar person and 33 individual camels to a novel object (a red Pilate’s ball) tests based on videos recording for each behavioural test. Results showed that there was a significant association of AR polymorphism with camel fear response with a trend that individuals carrying shorter genotypes (16 Q repeat) recorded greater fear responses to both tests, while (C/T) SNP of the TYR gene showed non-significant association. This study is a first step in the identification of potential genetic markers associated with camel personality. However, many other genes involved and affect camel personality, so investigating more genes affecting camel personality are eagerly anticipated.
◼︎◼︎

今後のセミナー予定
5/24 (水) 木下さん、滝澤さん(野生動物学特論)
5/30 (火) CET Bio国際セミナー
5/31 (水) お休み
6/7 (水) 岡さん

Upcoming seminar
5/24 (Wed) Dr. Kinoshita, Takizawa-san
5/30 (Tue) CET Bio International Seminar
5/31 (Wed) No seminar
6/7 (Wed) Oka-san
詳細
2017年05月10日 招聘学生のみなさまによる自己紹介 

終了

2017年5月10日(水)13:30~@野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

来週の野生動物研究センター(WRC)のセミナーでは、海外からの招聘学生のみなさまに自己紹介をしていただきます。

今後のセミナー予定
5/17 (水) ラマダンさん
5/24 (水) 木下さん、滝澤さん(野生動物学特論)
5/30 (火) CET Bio国際セミナー
5/31 (水) お休み

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Wildlife Research Center Seminar

■Self introduction by students from foreign countries■

Date: 10th May 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

Upcoming seminar
5/17 (Wed) Dr. Ramadan
5/24 (Wed) Dr. Kinoshita, Takizawa-san
5/30 (Tue) CET Bio International Seminar
5/31 (Wed) No seminar
詳細
2017年04月26日 桜木敬子 
野生チンパンジーの母親および非母親は移動開始にあたってアカンボウに気を配る

終了

2017年4月26日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

◼︎桜木敬子◼︎

野生チンパンジーの母親および非母親は移動開始にあたってアカンボウに気を配る

チンパンジー(Pan troglodytes)は離合集散する。個体は,集団の他のメンバーと共に移動することもあれば,単独で移動することもある。常に一緒に移動するのは,基本的に母親と未成熟の子供のペアだけである。常にではなくとも,ほとんどの場合に特定の母子と移動を共にする「第三の個体」もある。子供の姉・兄,あるいは母親と親しい(子なしの)メスである。ペアという最小単位でなく,トライアド(3人組)として移動する母子もあることになる。ところで母親は,子の生存にとってのリスクを避けるはずである。アカンボウを置いて移動することには,多少なりともそうしたリスクがともなうと考えられる。もし母親がそうした行動をとることがあるとすれば,それは自分に代わってアカンボウに適切な配慮をすることが期待できるような,他の個体がいる場合ではないだろうか。チンパンジーにおいては,姉・兄や(非血縁の)未経産メスが,アカンボウを運ぶなどの世話をすることがある。これらの個体は,上述のトライアドにおける第三の個体と重なる。本研究では,移動開始の際に母親がアカンボウを置いて先行する距離が,1.トライアドで,第三の個体が母親よりもアカンボウの近くにいた場合,2.ペア(第三の個体はそもそも存在しない),3.トライアドで,第三の個体が母親よりもアカンボウから遠くにいた場合,の順に大きいことがわかった。また,母親が先行する距離が大きいほど,第三の個体がアカンボウを待つ傾向があることがわかった。母親は,第三の個体がアカンボウに配慮できる状況・状態にあることを把握したうえで先行し,当該個体が適切な行動をとることを期待していると示唆された。また,第三の個体は,母親および子の状況・状態を把握したうえで,必要に応じて自らの行動を調整していることが示唆された。本研究の調査場所はタンザニア・マハレ山塊国立公園,調査期間は2016年11月から2017年1月にかけて,追跡対象は母子12組であった。

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Wildlife Research Center Seminar
Date: Wednesday, April 26, 2017 (13:30-)
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

■Hiroko SAKURAGI■

Wild Chimpanzee Mothers and Nonmothers are Attentive to Infants at Onset of Travel

Chimpanzees (Pan troglodytes) have a fission-fusion group pattern, meaning an individual could travel alone or with other group members. The only members within a community (or unit-group) that always travel together are mother-infant pairs. Certain pairs have a third member traveling with them most of the time, if not at all times, making them a triad. An older sibling of the infant or a close associate of the mother would be the third member. It could be assumed that a mother, who would likely avoid endangering her infant’s life, would not leave it when she starts to travel. If she does, wouldn’t that be when certain other individuals are available – individuals that she can expect to attend to her child? In chimpanzees, older siblings and nulliparous young females are known to show caretaking behavior toward infants, such as carrying. Those individuals overlap with the third members of triads described above. In this study, a mother’s preceding distance from her infant at the onset of travel was found to be large in the following order: 1) triads; third member was closer to the infant than the mother, 2) pairs (no third members exist), 3) triads; third member was farther from the infant than the mother. I also found that the larger the mother’s preceding distance was, the more the third member tended to wait for the infant. The former result suggest that mothers precede their infants at the onset of travel being aware that the third member is able to attend to the infant, and that they expect the third member to behave appropriately. The latter result suggest that third members are aware of both the mother’s and infant’s situations, and that they flexibly adjust their behaviors if necessary. This study was conducted in Mahale Mountains National Park, Tanzania. The study period was from November 2016 to January 2017. Focal animals were 12 mother-infant pairs.
詳細
2017年04月19日 田中美帆 
野生ミナミハンドウイルカ体表面の傷を指標としたイルカの生態および行動の分析

終了

2017年4月19日(水) 13:30~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

◼︎田中美帆◼︎ (座長:松島)

野生ミナミハンドウイルカ体表面の傷を指標としたイルカの生態および行動の分析

野生ミナミハンドウイルカの体には様々な傷が残されており、その傷を情報源として直接観察が困難な夜間の生態や社会交渉について推測できる可能性がある。本研究では、御蔵島個体群に高頻度で観察されるダルマザメ食痕と仲間による白傷に焦点を当て、水中ビデオ映像から詳細な傷のデータを得た。まず、傷をより正確な情報源とするために、ダルマザメ食痕の治癒過程を詳細に観察し、食痕の形状と色彩変化から食害時期を推定した。ダルマザメ食痕は、野生下のミナミハンドウイルカ個体群の成長段階によってつき方が異なることから、群れの中で移動範囲が異なる可能性を示唆した。また白傷については、予備観察の段階ではあるが、若い雄に多くみられることが明らかとなった。今後は、主に白傷を対象として、傷の形や大きさも考慮した詳細な研究をおこない、イルカ同士の社会交渉について白傷を指標とした定量的な分析をしていきたいと考えている。


Wildlife Research Center Seminar
Date: April 19th, 2017 (Wed) 13:30-
@Wildlife Research Center B1 floor
(Please see the map below.)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

■Miho Tanaka■ Chairperson Matsushima

Wounds of wild indo pacific bottlenose dolphins (Tursiops aduncus)

We can find many wounds and scars on the body of wild dolphins. These wounds and scars could be an information source to understand ecology and behavior of wild dolphins that is difficult to observe directly. For example, we might estimate their habitat use in nighttime and aggressive social interaction from these wounds and scars. In this study, we studied crater-like wounds and white scars on the body of the wild indo-pacific bottlenose dolphin formed by cookie-cutter sharks (CCS, isistius brasiliensis) and by conspecific dolphins. We studied wild indo-pacific bottlenose dolphin around Mikura Island, Tokyo. In this area, long-term identification surveys were conducted using video records. We collected images of newly formed wounds from the video records between 2013-2016 and examined morphological changes of each wounds during the study period.
詳細
2017年04月12日 安全講習会 

終了

2017年4月12日(水) 15:10~ @野生動物研究センター地下1階会議室
(場所は以下をご参照ください。)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/map.html

安全講習会をおこないます。
普段とは開始時刻が異なり、15時10分からです。
ご注意ください。

2017年04月05日 2017年4月5日(水)はWRCセミナーを開催いたしません。
次回は4月12日(水)13:30から安全講習会をおこなう予定です。
よろしくお願いいたします。