野生動物学のすすめ 実施報告

2011年3月19日‐20日
会場:京都市動物園

京都大学と京都市の連携3周年を記念したイベントとして、昨年に続いて、今年も盛りだくさんで行われました。
野生動物に関する研究の紹介(公開講座)と、野生動物保護や環境保全に関わるNPOの活動の紹介をおこないました。

公開講座
3月19日午後1時〜4時  ゲノム実習(講師:村山美穂 教授)


参加者は小学5年生から高校3年生までの21名。
ゲノム試料を使って、ペンギンとヤブイヌとアカゲザルの性判別を体験しました。




参加者全員、興味津々で、熱心に受講していました。


3月20日午後1時〜3時  チンパンジーの勉強体験(講師:田中正之 准教授)


参加者は小学5年生から高校3年生までの9名。
チンパンジーの勉強の説明を聞く。問題はアラビア数字の1から6までを、できるだけすばやく、正確に押さえること。


同じ勉強をしているマンドリルの様子を観察。
勉強をさぼってあそぶマンドリルの子ども(ロマンちゃん:写真中央)



テナガザルも勉強しています(写真では見えていません。残念)



そして、会場に戻ってきて、いざチンパンジーたちに挑戦。


2チームに分かれて、交代で問題を解いていきます。
マンドリルがすばやく問題を解いていく様子をみているので、みんな焦ってときどき間違うこともありましたが、何回か経験すると、チンパンジー並みにすばやく押せる子も現れました。


屋外では、野生動物保護や環境保全に取り組むNPOの活動を説明するブース展示がおこなわれていました。
初日は好天にめぐまれ、多くの方が訪れました。


市民ZOOネットワーク,どうぶつたちの病院



ボルネオ保全トラスト・ジャパン,マハレ野生動物保護協会



緑の回廊プロジェクト(ギニア、ボッソウでの森林復元事業),チンパンジー・サンクチュアリ・プロジェクト

春の3連休の2日間、「野生動物学のすすめ」に参加、ご協力いただきました方、ありがとうございました。
ぜひとも来年以降も続けていきたいと思います。この翌日の3月21日には、京都会館において、連携動物園とのシンポジウム「ず〜どすぇ。動物園大学 in 京都」がおこなわれました。こちらの様子もぜひご覧ください。
*展示ブース用のテントは、近所の岡崎中学校のご厚意により、お借りしました。この場を借りて、感謝申し上げます。


(文責: 田中正之)