山本真也

山本真也

京都大学高等研究院准教授
京都大学野生動物研究センター特任准教授

京都大学 博士(理学)

進化の隣人であるチンパンジーとボノボ、ヒト社会の隣人とも言えるイヌとウマを主な対象に、認知研究とフィールドワークの両方を通して知性の進化の謎に取り組んでいます。究極の研究テーマは「人間とは何か」を知ることです。学問分野でいうと生物学と心理学を組み合わせた比較認知科学という分野です。とくに社会の中で発揮される知性:社会的知性に関心をもっています。主なキーワードは、共感・他者理解・協力・文化・集団。動物たちの心を通してヒトの本質を明らかにしたいと思っています。

キーワード: 類人猿、伴侶動物、社会的知性、おもいやり、利他性、個体間関係、集団間関係、比較認知科学、フィールドワーク

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論文 読み物 Change Language to   English
職歴 Professional History
  • 2017年10月-
    現職
  • 2013年9月-
    京都大学野生動物研究センター特任准教授
  • 2013年9月-2017年9月
    神戸大学国際文化学研究科准教授
  • 2011年9月-2013年9月
    京都大学霊長類研究所 ヒト科3種比較研究プロジェクト 特定助教
  • 2010年4月-2011年8月
    京都大学霊長類研究所 ボノボ(林原)研究部門 特定助教
  • 2009年4月-2010年3月
    日本学術振興会特別研究員(PD)
  • 2006年4月-2009年3月
    日本学術振興会特別研究員DC1
学歴 Educational History
  • 2009年
    京都大学大学院理学研究科生物科学専攻博士後期課程修了
    京都大学 博士(理学)取得
  • 2006年
    京都大学大学院理学研究科生物科学専攻修士課程修了
  • 2004年
    京都大学理学部卒業
  • 2000年
    東大寺学園高等学校卒業



学位論文

An experimental study on altruism, reciprocity, and understanding of others in chimpanzees
(チンパンジーの利他性・互恵性および他者理解にかんする実験研究)

審査委員:主査:松沢哲郎 副査:友永雅己、田中正之、三上章允、佐藤弥
主な業績 Selected publications
学術論文 -査読誌英文- Original articles (peer-reviewed)
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学術論文 -査読誌和文-

  • 瀧本彩加、山本真也(2015)共感関連現象を説明する組み合わせモデルとヒト以外の霊長類における事例. 心理学評論, 58 (3), 255-270. (Takimoto, A., & Yamamoto, S. (2015) Three-factor combination model for empathy-related phenomena and relevant evidence in nonhuman primates. Shinrigaku-Hyoron (Psychological Review), 58 (3), 255-270. (in Japanese with English Summary).
  • 山本真也 (2011) 利他・協力行動のメカニズムと社会の進化. 霊長類研究, 27 (2), 95-109. (Yamamoto, S. (2011) Evolution of altruism and cooperation: perspectives on its mechanisms and adaptation to social systems. Reichouruikenkyu, 27 (2), 95-109. (in Japanese with English Summary))
  • 山本真也 (2011) チンパンジーとヒトの共通点・相違点~社会的知性を中心に~. 人文学報, 100, 145-160. (Yamamoto, S. (2011) Similarities and differences between humans and chimpanzees. Jinbungakuho, 100, 145-160. (in Japanese with English Summary))
  • 山本真也 (2010) 要求に応えるチンパンジー:利他・互恵性の進化的基盤. 心理学評論, 53 (3), 422-433. (Yamamoto, S. (2010) Helping upon request in chimpanzees: evolutionary basis for human altruism and reciprocity. Shinrigaku-Hyoron (Psychological Review), 53, 422-433. (in Japanese with English Summary))
  • 山本真也 (2005) ニホンザルのビジランスを規定する社会的要因 霊長類研究 21(1): 19-26. (Yamamoto, S. (2005) Social factors influencing within-group vigilance in Japanese macaques (Macaca fuscata). Reichouruikenkyu, 21 (1), 19-26. (in Japanese with English Summary))

著書・編集 Books

  • Hare, B., & Yamamoto, S. Eds. (2017) Bonobos: Unique in mind, brain, and behaviour. Oxford: Oxford University Press.
  • Hare, B., & Yamamoto, S. Eds. (2015) Bonobo Cognition and Behaviour. Leiden: Brill.

著書分担執筆 Book Capters

英文
  • Sakamaki, T., Behncke, I., Laporte, M., Mulavwa, M., Ryu, H., Takemoto, H., Tokuyama, N., Yamamoto, S., & Furuichi, T. (2015) Intergroup Transfer of Females and Social Relationships Between Immigrants and Residents in Bonobo (Pan paniscus) Societies. In T. Furuichi, J. Yamagiwa, & F. Aureli (Eds.), Dispersing Primate Females: Life History and Social Strategies in Male-Philopatric Species. Tokyo: Springer-Verlag, pp. 127-164.
  • Yamamoto, S. (2013) Invention and modification of new tool-use behavior. In E. G. Carayannis (ed.), Encyclopedia of Creativity, Invention, Innovation, and Entrepreneurship, New York / Heidelberg: Springer, pp. 1131-1139. 
  • Yamamoto, S., Yamakoshi, G., Humle, T., & Matsuzawa, T.(2011) Ant-fishing in trees: invention and modification of a new tool use behavior. In T. Matsuzawa, T. Humle, & Y. Sugiyama (Eds.), The chimpanzees in Bossou and Nimba. Tokyo: Springer-Verlag, pp. 123-130.
和文
  • 瀧本彩加、山本真也(2014)霊長類の利他行動―協力社会を生み出すこころの進化. 山岸俊男、亀田達也(編):岩波講座コミュニケーションの認知科学4「社会のなかの共存」. 岩波書店. pp. 59-95.
  • 山本真也 (2013) ヒトはなぜ助け合うのか. 五百部裕、小田亮(編): 心と行動の進化を探る~人間行動進化学入門~. 朝倉書店. pp. 36-68
  • 山本真也 (2012) ボノボとチンパンジーに協力社会の起源を探る. 中川尚史、友永雅己、山極壽一(編): WAKUWAKUときめきサイエンスシリーズ 3「日本のサル学──若手研究者の最前線」. 京都通信社 pp. 186-191.

学術論文以外の印刷公表物


主な受賞 Awards

  • 神戸大学優秀若手研究賞(学長賞, 2016年)
  • 日本心理学会国際賞奨励賞(2015年)
  • 日本霊長類学会高島賞受賞(2011年)
  • 日本霊長類学会大会最優秀ポスター発表賞受賞(2009年)
  • 日本霊長類学会大会優秀口頭発表賞受賞(2008年)

所属学会

  • 国際霊長類学会(2006年~)
  • 国際動物行動学会(2007年~)
  • 国際人間行動進化学会(2008年~)
  • 日本霊長類学会(2004年~)
  • 日本動物心理学会(2005年~)
  • 日本心理学会(2006年~)
  • 日本人間行動進化学会(2008年~、前身の日本人間行動進化学研究会には2004年から)