修士・博士の研究テーマ
  2. 研究紹介
  3. 修士・博士の研究テーマ

卒業した学生の修士論文および博士論文のタイトルです。

修士論文

2024年度
西本 千夏
イエネコをモデルとした希少ネコ科動物の卵子の体外成熟法の確立
尾川 楽人
ツシマヤマネコの野生復帰に向けて：ストレスに影響を与える要因の評価
關 真理江
ツシマヤマネコの保全生態研究：糞DNA分析と種分布モデルを用いた好適環境予測
鈴木 百夏
北海道周辺海域に来遊するシャチのミトコンドリア全ゲノムにおける遺伝系統解析および遺伝的多様性の評価
小川 あゆみ
ウマの相互グルーミングにおける行動調整に関する研究
Saidi M Mohamed
絶滅危惧種クロサイおよびシロサイの国内飼育集団における遺伝的多様性の解析
金原 蓮太朗
野生ニホンザルにおける音声コミュニケーションが群れ凝集性維持に及ぼす役割
2023年度
Magnus Olsen Monge
Comparative Ranging Patterns in Sea Cow Species
Christen Lin
Measuring Emotional States in Chimpanzees through Judgment Bias via a Go/no-go Touch Screen Task
小林知奈
ウマのマルチスケールな個体間関係・集団性の解明
八鍬聖
霊長類におけるスフィンゴ脂質代謝関連遺伝子の多型とパーソナリティの関連
岡本優芽
ネコの行動特性とホルモン受容体の遺伝子型の関連
2022年度
Sok Hwan Lee
プレスティージ型社会的地位の進化: チンパンジーにおける技能と地位の関連
新井花奈
DNAメチル化を指標としたアジアゾウの年齢推定
栗山侑子
イリオモテヤマネコにおける糞中ステロイドホルモン濃度の測定と地点比較
鈴木瑛之
飼育下コツメカワウソのDNAを用いた地理的由来の推定
杉元拓斗
ウマにおけるヒトに対する第三者評価
田中千聖
ツシマヤマネコにおける飼育環境変化と糞中ストレスホルモン濃度および行動変化との関係
板原彰宏
モーションキャプチャ技術で明らかにするハシブトガラスの注視方法
2021年度
善本智佳
イヌの性格に関連する遺伝子の探索
2020年度
内藤アンネグレート素
絶滅危惧種ニホンイヌワシの遺伝的多様性
Yeow Han Ling
「死」に関する刺激に対するチンパンジーの反応
大西絵奈
飼育チンパンジーにおける排尿同期について
斉惠元
DNAを用いた希少ネコ科の年齢推定と遺伝的多様性評価
James Brooks
チンパンジーとボノボにおける集団性の比較認知科学研究
Scott Jenkins
種間比較によるグラスカッター（Thryonomys swinderianus）の脳の遺伝子発現の特性の解明
鳥井朋恵
ドローンを用いたスナメリの集団サイズ推定
義村弘仁
ユキヒョウにおける植物食と毛の排出の関係
2019年度
前田玉青
野生ウマの群れの重層構造
中野勝光
DNAメチル化を用いた野生動物の年齢推定
鈴木美彩
飼育下チーターの匂い付け行動に関する研究
瀧 雄渡
ヤエヤマオオコウモリの遺伝的多様性と遺伝構造
越智咲穂
飼育下放牧ウマの群れにおける社会関係に関する研究
2018年度
岡桃子
環境エンリッチメントが飼育下トラ及び来園者に与える影響の検証
佐藤侑太郎
他個体の怪我・痛みに対するチンパンジーの注意・生理反応
楊木萌
ウガンダ・キバレ国立公園におけるゾウ個体群の生息環境と食性
2017年度
井上漱太
半野生ウマの群れ内における個体の空間配置の解析
川北安奈
タンザニア西部の乾季におけるキリンの行動と利用環境の選択
田中美帆
野生ミナミハンドウイルカ（Tursiops aduncus）の体表面の傷を手掛かりとした行動推定
2016年度
一山琴世
ヤマビスカーチャの音レパートリー
沓間領
飼育下における海棲ウミヘビ類の採餌行動の研究
田島夏子
野生ミナミハンドウイルカの近接遊泳からみる個体間関係
2015年度
大谷ミア
ヒョウ (Panthera pardus) の音声利用―野生下での個体識別と飼育下での音声発達
小林宜弘
飼育下におけるヤブイヌの音声レパートリ
佐藤悠
絶滅危惧種ニホンイヌワシの保全を目指したゲノム解析
炭谷麗
Social behavior of captive sea otters: Comparison with the wild and implications for improving the captive environment
松島慶
野生アルマジロへの利用に向けたゲノム調査―土壌からのDNA抽出方法の開発と腸内細菌叢の比較解析
水越楓
北海道東部に来遊するシャチ (Orcinus orca) の音声行動
2014年度
榊原香鈴美
野生イルカの水中遊泳者に対する接近行動 (性・成長段階による差)
2013年度
桜木敬子
飼育下ハンドウイルカにおけるオスからメスへの攻撃と, 第三者であるオスから被攻撃者であるメスへの親和的行動
仲澤伸子
タンザニアのウガラおよびマハレ山塊国立公園におけるヒョウ (Panthera pardus) の採食生態
中筋あかね
御蔵島海域におけるミナミハンドウイルカの日中の環境利用
2012年度
小林俊介
ボルネオ島におけるコツメカワウソのため糞場利用に関する研究
水口大輔
飼育下アザラシ3種の行動観察による水中音声の機能推定
石原茜
ツシマヤマネコとイエネコにおける性格評定および関連遺伝子の解析
田和優子
バク科動物 (Tapirus spp.) における, においに関連した行動の研究
2011年度
齋藤美保
ミオンボ林に生息するマサイキリンの母仔間関係に関する研究
澤栗秀太
ドール（Cuon alpinus）の行動目録と音声の機能
宝田一輝
飼育下ニシゴリラの夜間行動
中島麻衣
飼育下チンパンジー（Pan troglodytes）の三次元空間利用に関する研究
中林雅
How do frugivorous palm civets exist in fruit-deficient rainforests in Borneo
ボルネオ島における果実食性食肉目パームシベット（Paradoxurus hermaphroditus）の果実量と分布に対する応答～食性と利用環境に着目して～
2010年度
飯田恵理子
西部タンザニアの疎開林における bush hyrax の環境利用に関する研究
石黒雄大
飼育下フサオマキザルの劣位個体はどの時点の優位個体の威嚇に対応して警戒の頻度を調整しているか
岸尚代
イヌとオオカミの行動特性を遺伝子から探る―イヌとオオカミはどう違う？
松川あおい
ボルネオ島熱帯雨林に生息するヤマアラシ類の生態
安井早紀
ゾウの性格を探る―性, 年齢, 環境, 遺伝子との関連

博士論文

2024年度
大西絵奈
Contagious urination: exploration of chimpanzee urination behavior

伝染する排尿：チンパンジーの排尿行動の探索

服部円
Morphological, Behavioral, and Physiological Studies on Cat-Human Relationships

ネコーヒト間関係の形態・行動・生理学的検討

2023年度
Pandora Pinto
Exploring the formation, maintenance, and adaptive significance of multi-male groups in feral horse societies

野生馬社会における複数雄集団の形成と維持ならびに適応的意義を探る

Zhihong Xu
Linking Sociability to Disease Transmission in Macaques

マカク類における社会性と疾病伝播の関連性

James Brooks
The evolutionary origins of group-mindedness: comparative studies with apes and equines

集団性の進化的起源：類人猿とウマでの比較研究

田和優子
Salt-lick use by mammals in tropical rainforests of Peninsula Malaysia

半島マレーシア熱帯雨林における中大型哺乳類の塩場利用

Huiyuan Qi
Development of epigenetic clocks in multiple felid species-from small to big, domestic to wild

ネコ科の多様な種におけるエピジェネティック時計の開発－小型種から大型種、飼育から野生まで－

Annegret Moto Naito-Liederbach
Genetic diversity assessment and conservation implications for two raptor species

猛禽類2種の遺伝的多様性評価と保全上の意義

義村弘仁
A multifaceted approach to the study of plant-eating in feline carnivores

ネコ科肉食動物の植物食に関する多角的アプローチによる研究

Elio de Almeida Borghezan
Effects of divergent waters colours on Amazon fish evolution

水色の違いがアマゾン川の魚の進化に及ぼす影響

2022年度
前田玉青
Drone observation reveals a multilevel society of feral horse

ドローンによる観察が明らかにするウマの重層社会

Qi Luan Lim
Genetic Assessment of the Malayan Tapir (Tapirus indicus) for Its Conservation Implications

マレーバク(Tapirus indicus)の保全を目指した遺伝解析

Josue Alejandro
Animal welfare in captive Japanese macaques (Macaca fuscata) and pygmy slow lorises (Nycticebus pygmeaus), and human attitudes towards animal memorial ceremonies

飼育下のニホンザル(Macaca fuscata) とピグミースローロリス(Nycticebus pygmaeus) におけるストレスと動物福祉に影響を与える社会生態学的要因と飼育動物の葬儀に対する態度

Nelson Broche
Studying the physiological stress response of Japanese macaques using non-invasive biomarkers

非侵襲的バイオマーカーを用いたニホンザルにおけるストレス応答に関する研究

柴田翔平
A comparative study of male–male relationships in chimpanzees (Pan troglodytes) and bonobos ( P. paniscus)

チンパンジーとボノボのオス間関係の比較研究

横山拓真
Female choices in the opposite- and same-sex sexual interactions among wild bonobos (Pan paniscus)

ボノボのメスの異性間性的交渉と同性間性的交渉における相手選択の傾向

2021年度
Maegan Fitzgerald
Contextualizing chimpanzee research within the socioecological landscape of the Forestière region of the Republic of Guinea, Africa

アフリカ・ギニア共和国の森林地帯における景観とチンパンジー調査

Kristin Havercamp
Chimpanzee life history patterns and behavioral changes with age

チンパンジーの生活史パターン及び加齢に伴う行動変容についての研究

佐藤侑太郎
Understanding of Others in Chimpanzees (Pan troglodytes): Cognitive and Affective Underpinnings

チンパンジーによる他者理解：認知・情動的基盤

2020年度
井上漱太
Spatial positioning of individuals within groups of feral horses

野生ウマにおける個体の空間配置

遠藤良典
Comparative study of mammalian evolution by genomic analyses and pluripotent stem cell technology

遺伝子解析とiPS細胞技術を用いた哺乳類の比較進化研究

2019年度
Nachiketha Sharma
Vocal repertoire and disturbance-associated vocalisations in free-ranging Asian elephants

野生アジアゾウの音声レパートリーと撹乱に伴う音声行動

LIU Jie
The co-existence of endangered primate species and ethnic groups in southwest China

中国南西部における絶滅危惧種霊長類と現地少数民族との共存

安井早紀
Behavioral Study of Sociality in Captive Elephants

飼育下ゾウの社会性についての行動学的研究

松川あおい
ボルネオ島熱帯雨林に生息するヤマアラシ類の生態と社会構造
2018年度
齋藤美穂
The social and ecological significance of nursery groups in wild giraffe

野生キリンにおける仔育て集団の社会的・生態的重要性

佐藤悠
Genetic research into Japanese golden eagle (Aquila chrysaetos japonic) for conservation managements

ニホンイヌワシの保全を目指した遺伝解析

2015年度
飯田恵理子
Behavioral and ecological studies of bush hyraxes (Heterohyrax brucei) in miombo wood-land, Ugalla area, western Tanzania

西部タンザニア, ウガラ地域のミオンボ疎開林に生息するブッシュハイラックスの生態と行動に関する研究

伊藤英之
Genetic diversity studies of endangered Grevy's zebra (Equus grevyi) in the captivity

絶滅危惧種グレビーシマウマ (Equus grevyi) の飼育下における遺伝的多様性の解析

水口大輔
Underwater vocal repertoire and their function in three ice-breeding seals in the Arctic

北極圏に生息する氷上繁殖型アザラシ3種の水中音声レパートリーとその機能

2014年度
中林雅
Feeding ecology of three frugivorous civets in Borneo

ボルネオ島に生息する果実食性シベット3種の採食生態

吉田弥生
Sound variation and function in Commerson's dolphin

イロワケイルカの音声バリエーションとその機能に関する研究

2013年度
Christopher Adenyo
Genetic diversity studies of grasscutter (Thryonomys swinderianus) in Ghana by microsatellite and mitochondrial markers.

マイクロサテライトおよびミトコンドリアマーカーを用いたガーナのグラスカッター (Thryonomys swinderianus) の遺伝的多様性の解析

Sherif Ibrahim Ahmed Ramadan
A study on genetic diversity of Egyptian native livestock

エジプトの在来家畜の遺伝的多様性

2012年度
山本友紀子
Studies on wild river dolphins by stationed passive acoustic methods

音響的手法を用いた野生カワイルカ類の研究

2011年度
阿部秀明
Polymorphisms in the Neurotransmitter Related Genes in Avian Species

鳥類における神経伝達関連遺伝子の多型

鈴木真理子
Monitoring behaviors for spatial cohesiveness of a group in wild Japanese Macaques

野生ニホンザルにおける群れの空間的まとまりを維持するモニタリング行動