2004年に京都大学霊長類研究所で開催したイベントです。
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野生霊長類の保全生物学/第5回ニホンザル研究セミナー

研究会の趣旨

共同利用計画研究「野生霊長類の保全生物学」は2年目を迎えました。 現在、遺伝学的研究を中心とした成果が着実に上がりつつあります。 今回の研究会では、各研究の実施状況と今後の展望について、計画研究参加者を中心に話題を提供していただく予定です。 また、計画研究には参加していないが保全・管理に関連の深い研究を実施している若手研究者からも話題提供をしていただきます。 保全に重要な問題点の抽出と今後の計画研究の進め方について議論するとともに、 今後の保全・管理研究の発展性についても討論を行ないたいと思います。

ニホンザル研究セミナーは、これまで過去2年に渡って、共同利用研究会や自主的な集会として実施してきました。 この研究会では、ニホンザルを対象としたフィールドの研究者が、交流し討論できる場を作ることを目的としています。 とくに、大学院に修士課程/博士課程の学位を取ったばかりの若手研究者のオリジナルデータに基づく研究発表を中心にしていただきます。 今年度は、霊長類の保全・管理に関連の深い研究をしている若手研究者がいることから、「野生霊長類の保全生物学」との合同研究会としました。

(室山泰之、川本芳、毛利俊雄、杉浦秀樹)