■植物の仲間
●緑藻 Cylindrocystis
brebissonii
ヒマラヤや北極の氷河の消耗域に見られる.
(ネパール,ヤラ氷河)
●緑藻 Mesotaenium
berggrenii
(ネパール,ヤラ氷河)
●緑藻 Ancylonema
noldenskioeldii
(ネパール,ヤラ氷河)
●藍藻 Oscillatoriacean
alga
糸状藍藻はヒマラヤ,チベット,北極などの氷河の消耗域に見られる.
(ネパール,ヤラ氷河)
●緑藻 Scotiella
nivalis
(富山県立山,内蔵助雪渓)
●緑藻 Chlamydomonas
nivalis
赤雪の原因となる雪氷藻類.これは休眠胞子.
赤い色素は雪の上の強い紫外線から核を守るために役立っているといわれている.
(立山,内蔵助雪渓)
■動物の仲間
●ヒョウガユスリカ Diamesa kohshimai
ヒマラヤ,ヤラ氷河に生息している.上/幼虫 下/成虫
QuickTime Movie ユスリカ1(585k)
●ヒョウガソコミジンコ
Glaciealla Yalensis
氷の中で生きています.
右がノープリウス幼生,左はコペポッド幼生.
QuickTime Movie
ミジンコ1(553k)
ミジンコ2(975k)
ミジンコ3(748k)
(ネパール,ヤラ氷河)
●トビムシ Isotoma
sp.
氷河の涵養域の雪の中に生息しています.
(ネパール,ヤラ氷河)
●セッケイカワゲラモドキ
5月から6月にかけて,北アルプスの残雪帯で見られます.
雪の上を川の上流方向に向かって歩いています.
(立山,室堂)
そのほかの雪氷環境でみられる動物
●セッケイカワゲラ Eocapnia nivalis (日本)
●クモガタガガンボ Chionea nipponica(日本の積雪上)
●トワダカワゲラ Scopura longa(日本の高山の渓流中)
●コオリミミズ Mesenchytraeus
solifugus (アラスカ,カナダの太平洋岸)