ず~だがや

動物園大学2 in 名古屋

本イベントは盛況のうちに終了いたしました。多数の方々のご来場誠にありがとうございました。
実施報告はこちらのページをご覧ください。
 
 

巻頭言

京都大学野生動物研究センターは、様々な野生動物、特にその多くが絶滅に瀕している大型動物の保全 研究を目的として2008 年に設立された新しい研究センターです。ご存知のように、京都大学には自由な 学風とパイオニア精神を尊重する伝統があります。また「探検大学」と呼ばれるほど、フィールド研究の 分野では長い伝統を持ち、様々な実績を残してきました。たとえば1948 年にスタートしたニホンザルの フィールド研究に始まる日本の霊長類学(サル学)は、その後、アフリカの大型類人猿をはじめとする世 界各地の多種多様な霊長類を対象にした多彩な研究に発展し、半世紀以上にわたって常に世界の第一線を リードしてきました。野生動物研究センターは、この伝統を継承し、霊長類学で培った経験や技術をもと にして、研究の立ち後れている他の野生動物の研究を推進するために設立されたものです。
本研究センターの大きな特色の一つは、動物園や水族館との連携を重視していることです。野生動物を 絶滅から守るには、フィールド(自然生息地)での研究・保全だけでなく、動物園・水族館で飼育されて いる貴重な野生動物の研究や保全、教育への利用を推進する事が非常に重要だと考えているからです。既 に、京都市動物園、名古屋市東山動植物園、よこはま動物園・ズーラシア、熊本市動植物園、名古屋港水 族館と、野生動物の研究・保全・教育に関する正式な連携協定を結び、様々な動物の行動や形態、遺伝子 の研究、飼育環境や飼育法の改善(エンリッチメント)を、多くの動物園・水族館職員と協力しながら進 めています。
本シンポジウムは、その成果を広く一般の方々に知っていただくために、連携動物園と共同で企画した ものです。昨年、京都で開催した第一回シンポジウム「ず~どすぇ。動物園大学in 京都」は、震災直後 の特別な状況での開催となりましたが、雨にもかかわらず大変多くの方々が参加してくださり、動物園の 新しい試みに対する関心の高さがうかがわれました。第二回の「ず~だがや。動物園大学②in 名古屋」 にも、これからの動物園を考える意義深い講演や動物園・水族館職員、研究者によるユニークな研究や活 動の紹介、また数々の楽しい企画が予定されています。このシンポジウムによって、動物園・水族館の職 員と大学などの研究者、動物に関心を持つ多くの人々との連携と交流がさらに深まることを願っています。


京都大学野生動物研究センター長
幸島 司郎


写真は、2011 年度採択者みなさんの対象としている動物や調査の様子です。ご提供くださった方々に感謝いたします。
WRCロゴ 共同利用・共同研究拠点
計画研究
野生動物の保全研究を推進するために所内外の専門家が研究課題を設け共同研究を募集します。
自由研究
野生動物研究の総合的発展をめざして応募者の自由な発意にもとづく研究を求めています。
施設利用
野生動物研究センター附属観察ステーション等の国内外研究拠点の宿泊施設、研究設備を利用できます。

詳しくは京都大学野生動物研究センター 共同利用・共同研究のページをご覧ください。

 
 

開催によせて

2008 年6 月18 日の名古屋市と京都大学との「野生動物の保全及び共生並びに動物福祉に 関する教育及び研究」を目的とした連携協定締結以降、東山動物園では実践的な取り組みが 行われ、非常に大きな成果が生まれています。
例えば、東山動物園は1937 年3 月24 日の開園当初からチンパンジーを飼育してきました が、今まで繁殖したチンパンジーはわずか3 頭に過ぎませんでした。そこで、京都大学との 連携を機に、野生のチンパンジーの群れと同様な複数のオス・メスからなる群れを作りまし た。続いて運動場に高さ11 メートルのタワーを建設して三次元的に空間を利用できるように し、さらに出産の経験のある若いメスを新たに群れへ加えました。その結果、2011 年7 月24 日に待望の赤ちゃんが誕生しました。公募でリキと名付けられたこのチンパンジーの赤ちゃ んは、自然界同様、父、祖父とともに3 世代が同居する群れの中ですくすくと育っています。 このような動物福祉の向上や種の保存に繋がる取り組みは東山動物園を始め、京都大学と連 携する各動物園で続々と進められています。
動物園には、市民の方々に楽しみながら学んで頂く施設、調査研究をする施設としての 役割もありますが、この面での連携による成果のひとつが、飼育動物の健康・繁殖・福祉の さらなる充実を目指して共同研究や情報交換、発信を行う「動物園大学」です。昨年、京都 市で第1 回が開催されて好評を博したこの催しを今年は名古屋市で開くことができ嬉しく思 っています。
今回の動物園大学は、「メダカからゾウまで」という東山動物園のキャッチフレーズをテー マに、生物の多様性を感じて頂ける内容となっています。シンポジウムでは飼育担当者、動 物園管理者だからこそお伝えできる話を中心に動物や動物園の新たな一面を知って頂けるこ とと思います。ポスター発表では調査研究施設としての動物園の役割を垣間見て頂くことが できるでしょう。どちらも皆さんの参加により大いに盛り上がりますので、発表者に質問、 疑問、意見などをどしどし投げ掛けて下さい。
東山動物園は、「人と自然をつなぐ懸け橋へ」という目標を掲げ、2010 年よりリニューア ルを進めています。この春もぞくぞくと新施設がオープンする変身中の東山動物園へぜひ足 をお運びください。皆さまのご来園を心よりお待ちしております。


名古屋市緑政土木局長
村上 芳樹

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プログラム

プログラムがPDF形式でダウンロードできます。(3.68MB)

午前の部   (会場:名古屋市千種区役所講堂)
9:30 開場・受付
 特製缶バッチ進呈!!  午前の部の参加者は東山動物園に無料で入園できます。
10:00 開会のあいさつ
10:10 4つの動物園によるレクチャー
普段は聞けない動物や動物園のことお話しします
 インドネシアうるるん探検記 ~まぼろしのメダカを探して~
田中理映子(名古屋市東山動物園)
 ズーラシアで暮らすチンパンジー達の微妙な関係
平賀真紀(横浜市立よこはま動物園)
 「あなたの知らない世界!」 ~いま目撃する!野生ゴリラから飼育ゴリラまで~
長尾充徳(京都市動物園)
 ゾウはたいぎゃデカかばい!~ゾウと飼育係の10,216日~
松本松男(熊本市動植物園)
11:30 演者と会場参加者のフリートーク
12:15 昼食休憩

午後の部   (会場:東山動物園・動物会館)
13:30 動物園のはなし
橋川央 (東山動物園長)
13:40 基調講演 「里山と街、自然と人をつなげ -地域とともに、動物園」
山本茂行(富山市ファミリ―パーク園長/日本動物園水族館協会長)
14:50 閉会のあいさつ
15:00 ポスター発表(~16:45)
研究者や動物園職員がポスターの前で最新の研究や飼育の取り組みについて直接お話しします。
ここだけのお話が聞けるかも。
 京都市動物園におけるマンドリルの生後16 ヵ月間の行動発達
三谷彩夏1・山本裕己2・伊藤英之2・高井進2・山下 直樹2・山田一憲1・中道正之1
(1 大阪大学人間科学 部,2 京都市動物園)

京都市動物園において、2010 年7 月に誕生したマン ドリルの子とその母を16 カ月間に渡って観察した。 その結果、ニホンザルなどの他の霊長類と比べてマ ンドリルの子育ては母から子への拒否的な行動が 少なく、寛容な子育てをすることが示された。
 霊長類の学習実験が動物園来園者の行動に与 える影響
阪口耕平1・山本裕己2・松永雅之2・伊藤二三夫2・田 中正之3・山田一憲1・中道正之1
(1大阪大学人間科学 部,2京都市動物園,3京都大学野生動物研究センター)

京都市動物園では、霊長類を対象とした学習実験の 様子を公開している。学習実験場面と通常場面を比 較すると、来園者の動物に対する印象や展示施設舎 での滞在時間に違いが生じ、学習場面の公開が来園 者の動物に対する見方を変えることが示された。
 京都市動物園におけるグレビーシマウマの生 後16 カ月間の母子関係
山元由実1・伊藤英之2・柳本博2・松岡賢司2・山田 一憲1・中道正之1
(1 大阪大学人間科学部,2 京都市 動物園)

京都市動物園でグレビーシマウマの母子を対象に 縦断的な行動観察を行った。授乳行動や母子間の距 離の発達的変化から、野生よりも長い期間にわたっ て母子が密な関係を保っていたことが示された。一 方で、採食や移動の発達については、野生下と同様 の傾向がみられた。
 超音波検査を通して見る、イルカやアシカの体の中
寺沢文男1・鯉江 洋2・茅野裕樹3
(1新江ノ島水族館,2 日本大学生物資源科学部,3ソニックジャパン)

ヒトでお馴染みの超音波検査は、今では水族館のイルカやアシカでも日常的に行なわれている。これら海の動物の肺、心臓、肝臓、腎臓および消化管などの画像を紹介するだけではなく、バンドウイルカの胎子についても、大きさや成長の変化をお見せする。
 アジアゾウの婚活~アーシャーの妊娠と出産~
梅田秀夫・須川敏行・鈴木千尋・萩原孝泰・今田七重・木谷良平(豊橋総合動植物公園)

野生のゾウも生息数が減る中、動物園でゾウを繁殖させなければ!と全国の動物園が協力して、ゾウの婚活が始まりました。その中で上野からお嫁に来たアーシャーと豊橋のオスゾウ・ダーナとの間に赤ちゃんが誕生しました。
 “楽しく学ぼう!”熊本市動植物園における環境教育プログラムの紹介
髙木美緒・久保麻衣子・松本充史・小山信・本田公三(熊本市動植物園)

熊本市動植物園では環境教育活動の一環として、環境や動物について“楽しく学べる”参加型の体験学習プログラムを行っています。今回はその中から、「動物サマースクール」、「ゾウのふんでハガキを作ろう」、「ヒツジの毛つむぎ教室」、「命を感じよう」、「肥後五鶏を知ろう」について紹介します。
 飼育員の関わり方によってオランウータンのお絵かきは変わる?
花塚優貴1・木村幸一2・今西鉄也2・田中正之3・緑川晶1
(1 中央大学,2 名古屋市東山動植物園,3 京都大学野生動物研究センター)

飼育員の関わり方によって、オランウータンのお絵かきに違いがみられるかどうか検討した。その結果、オランウータンは檻がない状態で飼育員と一緒にいるときのほうが、檻越しで飼育員が傍にいるときよりも、より活き活きとした絵を描く可能性が示された。
 飼育下ニシゴリラの道具使用について
長尾充徳1・釜鳴宏枝1・田中正之2
(1京都市動物園,2 京都大学野生動物研究センター)

当園で飼育中のニシゴリラ(オス)において、自発的な道具使用が観察されたため、その能力が発揮できるフィーダーを作成、設置し、その習熟過程に焦点を当て調査した。その結果、道具の加工、道具使用の技術の向上や手順の確立が確認された。
 キリンの授乳行動について
高木直子1・楠田哲士2・岩崎方子2・中道正之3
(1京都市動物園,2岐阜大学,3大阪大学)

京都市動物園のアミメキリンは2007 年から3 頭を出産した。それらの子育てを観察し,授乳行動についてまとめてみると,生後3 か月くらいまでは多少の差が出るもののそれ以降は授乳回数や持続時間などにあまり差がなく,授乳は母親が主導権を持っていることがわかった。
 飼育下におけるインドゾウの夜間行動調査
高橋文彦1・古田洋1・野口忠孝1・太田真琴1・藤澤加悦1・林臨太郎1・田中正之2
(1 横浜市立よこはま動物園,2 京都大学野生動物研究センター)

飼育下のゾウは野生下よりも睡眠時間が長くなると考えられている。そこで飼育下のゾウの実際の睡眠時間や、夜間から翌朝までに見られる睡眠以外の行動を明らかにするために動物園で飼育しているインドゾウを用いて夜間行動観察を実施しているので報告する。
 飼育下マレーバクの母子の活動の変化
田和優子1・金澤朋子2・佐藤英雄3・五十嵐隆3・田中正之1
(1 京都大学野生動物研究センター,2 日本大学生物資源科学部,3 横浜市繁殖センター)

飼育下マレーバク母子の映像を分析した。子から母親に近づく回数が多く、子が母親の活動に合わせることが示唆された。また、生後1 か月以降、母子の活動がそれ以前より同期するようになり、この時期に子が母親を追える程度まで身体的に成長したと考えられる。
 大型類人猿情報ネットワーク(GAIN)第3 期の活動に向けて
落合知美1・打越万喜子1・今井啓雄1・郷康広1・西村剛1・友永雅己1・伊谷原一2・松沢哲郎1
(1京都大学霊長類研究所,2 京都大学野生動物研究センター)

「大型類人猿情報ネットワーク」略称GAIN(ゲイン)では、研究者と飼育施設とのネットーク作りや、類人猿に関する情報整備に取り組んできた。2002 年度に活動を始め、今年で第2 期、10 年目が終了する。そこで、現在までの活動と今後の展望について報告したい。
 フクロテナガザルの1 日
高倉健一郎(名古屋市東山動物園)

担当動物であるフクロテナガザルについて、朝の9時から夕方の5 時までの日中8 時間の行動を延べ20日間観察した。観察の結果、今まで見たことのなかった行動を色々と観察でき、彼らの1 日の生活サイクルも明らかとなった。
 ツチブタと私の7カ月
茂野寛生・木村勝(名古屋市東山動物園)

昨年3 月にツチブタが出産したものの、出産は予定よりもだいぶ早く、しかもこの母親は仔に寄り添おうとはしなかった。そこで、人工哺育をすることとなったが、未熟仔、脚の異常等の困難を乗り越え、無事育てることができたので報告する。
 オランウータンのための吊り橋プロジェクトin東山動物園
木村幸一(名古屋市東山動物園)

東山動物園のサポーター32 名にボルネオ島サバ州において実施されている野生オランウータンのための吊り橋プロジェクトを紹介しつつ、全員で協力して現地に架けられたものと同じ吊り橋を作製し、獣舎運動場に架橋してオランウータンの生活環境を改善した。
 東山動物園のチンパンジー飼育における取り組みと群れの現状
近藤裕治(名古屋市東山動物園)

チンパンジーの生活環境の充実を図るため、環境エンリッチメントや給餌方法の工夫等いろいろと取り組んでいる。それら取り組みと2011 年7 月24 日に誕生した“リキ”を中心に個性あるチンパンジー7頭の関係性を報告する。
 オス群への合流に成功した野生オスザルのその後と繁殖
柏木まや・三宅明生・茶谷公一(名古屋市東山動物園)

2010 年4 月に東山動物園ニホンザル舎に野生のオスニホンザルが侵入した。この個体はメス群とのお見合いの結果、同年9 月までに安全に合流し、2011年7 月に繁殖に成功した。繁殖までの野生オス個体の行動と人工哺育となった2 頭の仔について報告する。
 アカビタイヒメコンゴウインコの孵化直後からの成長経過について
山部桂子・木村勝・茶谷公一(名古屋市東山動物園)

2010 年に当園において繁殖したアカビタイヒメコンゴウインコについて、孵化約1週間後からのヒナの様子を撮影し、記録することができた。得られた写真データを基に、自然育雛におけるヒナの成長の過程について報告する。
 クマで行った環境教育プログラム
渡邉敬一・外部一也・猿渡一・茶谷公一(名古屋市東山動物園)

動物園は教育の場としての役割が重要とされ、東山動物園でも環境教育事業を展開し、来園者に学びの場を提供している。今回テレビ局と共催でクマと人との関わりを題材とした環境教育プログラムを行い、参加者への効果を検討した。
 飼育下のシロテテナガザルの日中行動調査
森田菜摘1・三国谷由佳2
(1 横浜市立金沢動物園,2麻布大学獣医学部動物応用科学科行動管理学研究室)

金沢動物園で飼育中のシロテテナガザル2 個体は、人工保育で育ち、繁殖の経験もなく、日常が単調になりがちなことが懸念されていた。本報告では、通常時及びエンリッチメントとして雨天展示場に鏡を設置した時の、日中の行動観察の結果について報告する。
 

基調講演

里山と街、自然と人をつなげ -地域とともに、動物園

山本茂行

古きからのものに 新しい風を
動物園水族館そのものにも新しい風を
吹き入れれば風となりえる 動物園水族館の力
動物園という場の哲学・思想を持ち
人を元気に 森(海)を元気に 命を元気に 地域を元気に
これからの時代に最も大事なこと
いのちと向き合う動物園水族館は、
地域の人々の、生き物と綴る心の風景づくりに貢献できるはず

「詩人は孤独な旅人である。旅のなかで自己を観照し、生きた自然の気配をいち早く知る。この 自然の霊気に敏感な感受性が、日本独自の『季』の芸術を生み出した。日本人は、近代化のなかで も、この繊細微妙な美の世界を忘れることはなかった。この感性こそ、新しい時代の文化創造の出 発点としなければならないと思う」(梅原猛 小学館「週刊日本の歳時記」推薦文より)

私たちは、この感性をどれだけ持ち合わせているだろうか。そしてこどもたちは。

「季」は四季の生き物の姿、人々の生活の装い、それを感じる私たちの心の風景だ。しかし、急 激なグローバリゼーションと都市化は、私たちから「季」を奪い、「季」を感じる心を喪失させて きた。地域のなかのすべての生き物のつながりを断ち切ってきた。

非生物的な空間へと向かう現代の流れ。そのかなたにあるものは、「季」の基底にある「場」と、 そこで暮らす生き物たちが融合した日本固有の文化の消失にほかならない。

明治以降、西欧思想に基づく近代国家の建設を日本は目指してきた。動物園は、未知なる動物界 への扉として、都市機能の一端を担ってきた。だが、グローバリゼーションが進む動物園の門の外 では、「季」から切り離され、疲れはてた人々の姿が溢れている。

動物園は、今までどおり、西洋科学と文化を軸にしていていいのだろうか。梅原が言う「新しい 時代の文化創造の出発点」に無関係でよしとする存在なのか。

古来から紡がれてきた日本の文化には、ローカルな自然と、生物、人の営みが織り交ぜられてい る。この文化を継承し、創造していくには、生き物を見、感じる日本人の心が不可欠である。それ を体験し、学習し、伝えることに動物園は寄与できないものだろうか。

動物園には、動物に関する技術や知恵、情報がある。何よりも、多くの命がある。「季」に生き る野生生物と、在来家畜の保全やその活用、体験などを通じて、動物園は、日本文化を支えてきた 生き物と人との関わりを紡いでいけないものか。実現には動物園運営の意識転換をはじめ、多様な 施設、団体との連携が不可欠だが、生きた日本文化を継承する場として、特に、地域性と言う「場」 を持つ地方の動物園は貢献しえると、私は考えている。

社会ではグローバルな視点に立ったローカリズムが問われている。それは「場」(地域文化、日 本文化)の再生にほかならない。また、「場」の再生なしに、真のグローバリズムはありえない。 日本の動物園水族館も例外ではない。



演者紹介

山本茂行(やまもと・しげゆき)氏
富山市ファミリーパーク園長
社団法人日本動物園水族館協会・会長
富山市ファミリーパークで「くれは悠久の森」を舞台に、地域の 人とともに里山をつくりながら、環境教育や自然情報の普及に 努めてきた。著書に「ファミリーパークの仲間たち」(北日本新聞 社)、「動物園というメディア」(青弓社、共著)など。 NHKふる さと富山賞、第43 回中日教育賞なども受賞。

 

ポスター発表

ポスター発表は受付終了いたしました。

今年もポスター発表を募集します。

野生動物についての研究、飼育、動物福祉、保全、あるいは環境教育、動物園に 関する発表であればどのようなテーマでも結構です。
発表参加費は無料です。

申込方法

下の内容をMS-WORDのdoc形式で保存して添付していただくか、メール本文に直接 書いてご送付ください。
提出先Eメールアドレス:mail

件名を「ず~だがや。ポスター発表申込」としてください。

※記入はすべて日本語あるいは英語表記(半角英数字)を使用してください。

申込締切

2012年2月29日 (水)

注意事項

当日配布するプログラムに、各ポスター発表の番号が記載されています。その番 号の掲示パネルにポスターを掲示してください。
ポスターの掲示スペースは、幅90 cm×高さ165 cmです。
形式は自由です。
画鋲、テープ類は会場で用意します。

 

会場

名古屋市千種区役所講堂(午前の会場)

地下鉄東山線「池下」駅下車2番出口南50メートル徒歩1分
千種区役所2階
区役所北側玄関横の階段より2階へお越し下さい。

住所: 愛知県名古屋市千種区覚王山通8-37

東山動物園・動物会館(午後の会場)

地下鉄東山線「東山公園」駅下車、3番出口南東300メートル徒歩5分。
動物園正門から入ってすぐ右手にある茶色いレンガ張りの建物です。

住所: 愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
WEBサイト:東山動物園

 

動物園大学とは

動物園大学とは京都大学、および連携する動物園が協力して、情報交換・共同研究・教育普及をおこなうプロジェクトです。
詳しくは動物園大学のページをご覧ください。

 

 

お問い合わせ先

ず~だがや。事務局(東山動物園内)
電話番号:  052-782-2114
E-mail : mail
 
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