田中正之
たなかまさゆき野生動物研究センター 特任教授
京都大学博士(理学)
動物園の動物たちは何を考えて生きているのだろうか。
動物園で飼育されている動物たちは、ほとんどが野生動物です。
野生とはあきらかにことなる環境が、行動にどのような影響を与えるのだろうか。人工的な環境の下でも、彼らが「本来の行動」を見せてくれるようにするには、どうすればよいか。
そんな視点から、最近では以下のような研究をおこなっています。
1)チンパンジーの集団学習場面でみられる社会的知性の研究
2)マンドリルとテナガザルを対象とした比較認知科学的研究
3)ヤブイヌの周産期行動の観察
すべての研究は、京都市動物園でおこなっています。
京都市動物園のHPはこちら
京都市動物園 生き物・学び・研究センターのHPはこちら
略歴
- 1993年 京都大学大学院理学研究科修士課程修了
- 1995年 京都大学大学院理学研究科博士後期課程中退
- 1993-1995年 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
- 1995-1997年 (財)東京都老人総合研究所 言語・認知部門 研究助手
- 1997-2008年 京都大学霊長類研究所 思考言語分野 助手(助教)
- 2008年- 京都大学野生動物研究センター 准教授(現職)
学術論文 -査読誌英文-
Original articles (peer-reviewed)