KS report 2007.12

運動場のローテーション

  • 環境に変化を持たせるために、アメリカの動物園では定期的に運動場のローテーションを行っているところがあります。そこで12月3日、サンクチュアリでも長い期間、同じ運動場へ出ていた4つのグループで運動場のローテーションを行いました。

    運動場をローテーションするためには、チンパンジーが上部通路を通って隣の部屋に移動しなければなりません。前もって、上部通路をなかなか利用しないカナエのことを考え、仲良しのサチと一緒に移動できるように準備をして段取りよく、チンパンジーたちの移動が進んでいました。しかし予想外にもマユミが上部通路に上がろうとしませんでした。そこで、山盛りのバナナを見せたり、遊びに誘ってみたり、仲良しのチコと一緒にさせたりとスタッフはいろいろ試してみましたが、それでもマユミはなかなか移動しません。しばらく放っておこう、とスタッフたちが別のグループを見に行っている間に、マユミはいつの間にかタワーの上までひょいひょい上っていました。このようなハプニングはありましたが、何とかその日のうちにローテーションを完了させることができました。

     特にタワーのある運動場へ出たテツを中心としたグループでは、チコが腕を池に突っ込んではらはらさせたり、すぐにタワーに登るマユミやユウコ、ハルナ、一方で入り口付近から離れられないヨシエがいたりと、異なった反応を見せてくれました。
     新たな隣接個体、新たな環境でそれぞれのグループとも活性化されたようで、今後も定期的に運動場のローテーションを行っていく予定です。
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