JST「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」

女子ワイルドライフ・サイエンティスト養成講座



実施: 京都大学野生動物研究センター
協力: 京都市動物園 生き物・学び・研究センター
京都水族館

活動報告

第3回:動物園・水族館での仕事の話を聞いてみよう2!!!!
日時: 2013年 12月 15日(日) 13:00-16:30
会場: 京都大学野生動物研究センター セミナー室
参加者:生徒8名,教員・保護者4名

プログラム

プログラム

13:00 企画説明

13:10 先輩女子によるミニトーク1
山野ひとみ さん(京都水族館)「淡水魚研究者から水族館飼育スタッフになりました。」

13:40 先輩女子によるミニトーク2
安井早紀 さん(京都大学野生動物研究センター)「タイの村で暮らすアジアゾウたち」

14:10 先輩女子によるミニトーク3
黒田恭子 さん(京都市動物園)「動物飼育員 〜私が夢を叶えるまで〜」

15:00 先輩女子を囲んで話を聞こう
    (野生動物研究センター大学院生のポスター展示とフリートーク)

16:30 閉会


当日の様子はこちら

山野ひとみさんのトーク

山野さんは,京都水族館で働く飼育員さんです。
トークでは,水族館の飼育員の仕事の紹介をしてもらいました。
その後,魚が好きで大学から大学院まで魚(とくに淡水魚)の研究を続けて,
現在の仕事に就くまでを話してもらいました。
大学を出た後,大学院での6年間の研究生活を送った山野さん,
そのときの様々な経験が今に生きているそうです。


安井早紀さんのトーク

安井さんは,京都大学野生動物研究センターの大学院生です。
ゾウの研究をしたくて,大学院から野生動物研究センターに入り,
博士課程の3年間はタイのゾウ使いの村でフィールドワークをしていました。
そして,来年4月から京都市動物園の飼育員になることが内定しています。
トークでは,フィールドワークで経験したゾウのさまざまな姿を紹介してもらい
ながら,タイの村でのフィールドワークの苦労などを話してくれました。

黒田恭子さんのトーク

黒田恭子さんは,京都市動物園で働く飼育員さんです。
今年から,念願の飼育員として京都市動物園で働き始めました。
トークでは,動物園の飼育員の一日の仕事を紹介してくれた後,
黒田さんが今の仕事に就けるまでの経験を話してくれました。
大学を出た後,専門学校に入り直し,さらに動物病院での看護の仕事を
した後,横浜の動物園の嘱託飼育員として教育普及や広報の仕事を経て,
京都市動物園の飼育員として就職しました。いろんな道をたどったけど,
無駄になったものはなにひとつない,すべてが今の仕事に生きているという
心のこもった話をしてくれました。
参加者の中でも,とくに保護者の方の心を打ったようで,話の後,フリートーク
の時間も熱心に話を聞いているお母さんの姿が印象的でした。




偶然ですが,3人とも大学を出て,それぞれの道に進んで4年から5年の時間を
過ごした後,飼育員という共通の職業に就きました。その間にしていたことは,
それぞれ違いますが,どれも彼女らの人生にとって有意義な時間だったと言います。
そして,これからの仕事に生きていくだろうということでした。進行の私も,
うんうんと頷きながら聞いていました。


ポスターセッション2













3人のトークの後は,野生動物を研究するために,世界各地でフィールドワーク
をしている先輩女性研究者たちが,自分たちの撮ってきた写真や調査道具などを使って,
研究対象の動物や,研究地の様子を話してくれました。
中高生たちにとっては,日本で暮らす自分たちには想像もつかない世界で活躍する少し
年上の先輩たちの話を熱心に聞いていました。

(文責: 田中正之 京都市動物園 生き物・学び・研究センター長 /京都大学野生動物研究センター 特任教授)


第3回講演会を終えて

今回は,前回と比べて参加者が少なかったのが残念でした。
しかし,参加してくれた方々は,前回の講演会や実習に参加してくれて, 動物の研究や動物を相手の仕事に興味を持ち続けてくれている方たちもいました。 人数が少なかったこともあって,参加者全員が,直接いろんな先輩女子たちと話が できて,参加してくれた人たちにとってはとても充実した時間だったと思います。 とても内容が濃かった会だっただけに,より多くの中高生やその保護者や先生方に 届けたかった,その残念さが残りました。



お問い合わせ先

女子ワイルドライフ・サイエンティスト養成講座事務局
girls-wildlife@wrc.kyoto-u.ac.jp
講演者への質問も受け付けます。気軽にメールしてください。
*メールには、送信者のお名前と学年(または年齢)を必ず書いてください。


主催 京都大学野生動物研究センター
協力 京都市動物園 生き物・学び・研究センター
京都水族館
後援 京都府教育委員会・京都市教育委員会

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